Top > 哲学 > 心理学 > 成果物情報

精神障害者の在宅看護セミナー(前期)研修テキスト

 事業名 精神障害者の在宅看護セミナーの開催
 団体名 日本訪問看護財団


統合失調症の症候分類
・陽性症状
・陰性症状
・解体症状 Liddle(1987)により提唱
・認知障害
精神症状・社会機能などとの関連において基本的な障害
 
陽性症状(幻覚妄想症候)
・被害妄想・疑念
・関係妄想
・幻覚(幻聴)
・幻覚妄想に基づく奇妙な行動
 
陽性症状(幻覚・妄想)への対応
・本人にとっては「現実のもの」に感じられている
・むやみに否定しない
・しかし、完全に肯定もしない
・悩み・つらさを受けとめてあげる
・背後にある不安を理解する
 
陽性症状(幻覚・妄想)への対応例
・「看護室にある電波発信機をとめてくれ」
 
−×「はいはい、とめておきますよ」
−×「電波発信機なんてないわよ」
 
−○「電波発信機? 電波がつらいの?」
−○「発信機はよくわからないけど、なにかできることはあるかしら?」
 
陰性症状(精神運動性減退症候)
・感情の鈍麻・平板化
・喜びや興味の欠如:「無関心」
・動機づけの欠如:「やる気が出ない」
・自発運動の減少
・会話の貧困・社会的引きこもり
 
陰性症状(感情鈍麻・意欲低下)への対応
・陽性症状にさらされている、患者さんの一種の対処行動である
・「なまけ」と考えず、見守る
・しかし、ゆっくりと根気よく活動を促す
 
解体症状(症候)
・不適切な情動
・会話内容の貧困
・接線的思考
・脱線
・強い口調
・転導性の亢進
 
認知障害
・陽性症状による妨害や動機付け・協力の不足によるものではない
・注意維持機能障害/注意集中時の情報処理能力低下
・記憶力の減退(全般性言語記憶で著しい)
・実行機能の障害
WCST
保続的ミスが多い
法則性を示されても成績が上がらない
(ワーキングメモリーの障害)
 
統合失調症患者の認知
 
認知障害・作業能力障害への対応例
・コミュニケーション障害
 
−×「みだしなみはきちんとしなさい」
−○「週3回お風呂に入って、毎日服を着替えましょう」
 
・状況の判断が苦手
−×「今忙しいのがわかるでしょ?後にして」
−○「今他の用事をしているので、○時まで待ってください」
 
根気よく、くりかえしを
−習得が遅い−
言語による習得
 
根気よく、くりかえして
行為による習得


前ページ 目次へ 次ページ


ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
421位
(32,407成果物中)

成果物アクセス数
24,346

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年12月4日

関連する他の成果物

1.精神障害者の在宅看護セミナー(後期)研修テキスト
2.新規範発見塾 Lecture Memo vol.28
  [ 同じカテゴリの成果物 ]