自閉症は増加しているのか?
自閉症の頻度にかんして1980年代まで信じられてきた「神話」
有病率は、0.02〜0.05%
大多数は、知的障害を伴う
有病率の「増加」
1. 自閉症の知識が浸透し、把握もれが減った
2. 自閉症の概念そのものが拡大した
自閉症の診断基準と頻度との関係
1960〜1970年代
自閉症の診断基準と頻度との関係
1980年代
自閉症の診断基準と頻度との関係
1990〜2000年代
広汎性発達障害の診断基準と頻度
1990〜2000年代
小児自閉症の頻度(発生率)
1万人当たり 27.2人
男女比 2.5:1
高機能例(IQ≧70) 25.3%
(Honda et al, 2005)
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