1987年にウミガメ産卵調査を開始した。しかし、この年確認した卵がふ化するまでの間に持ち去られてしまう事件が起きた。更に車両による被害が増加していたこともありサンクチュアリでは、確認した卵のすべてを「ふ化場」で保護することとした。ウミガメふ化場は、毎年同じ場所を利用することによる悪影響を避けるために数年で設置場所を変えている。当時から「ふ化場」で卵を保護するやり方は浜松方式と呼ばれた。
1988/昭和63年
馬込川河口にふ化場」設置
盗難や車両被害から卵を守るためふ化場での保護を開始した。ふ化場第1号は、廃材と竹で作り馬込川西岸に設置した。
「ふ化場」の増築そして増設
フルシーズンの調査をした結果、予想をはるかに上回る産卵がありふ化場を増築。しかし、そこもすぐに満杯になり、もう1棟増設した。
1989/平成元年
文化財審議委員が視察
浜松市はサンクチュアリの産卵調査報告を受け文化財化を検討。浜松市文化財審議委員は馬込川西岸のふ化場を視察した。
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