下の写真がセットが完了したニスキン−X採水器です。
1.7Lと2.5Lの場合
5Lから12Lの場合
空気抜き弁を締め、水抜き弁を完全に引き出し、水抜き弁に付いているディスクの穴が台座の棒と合わない所まで廻します。
※水抜き弁は押し込むと開き、引き出すと弁が閉まります。
ディスクを廻すのは、操作中に誤って弁が開かないようにするためです。
1本のロープに採水器を何本も付けて使用する時は、右図のように次の採水器を作動させるメッセンジャーを取り付けて使用します。
中間固定具のすぐ下の塩ビブロックは蓋からのランヤードが掛かっているピンに関係なく移動できます。
メッセンジャーのセットは、下部固定具の下を手で押さえ、プッシュロッドが下がらないようにします。
塩ビブロックを指で下げると、向かって右側のピンだけが下がります。ここにメッセンジャーの紐を差し込み塩ビブロックを戻します。
特に採水器を単体で使用した場合、採水器が傾き、メッセンジャーが旨くプッシュロッドに当たらない事があります。
このような時は、ロープ最下部に重りを付けて下さい。
重りの重量は、採水器によって異なりますので、水中に入れて採水器が傾かない程度の物を使用願います。
水抜き弁にチューブを付けて取り出すと便利です。
水抜き弁のディスクの穴を台座の棒に合わせて押し込むと弁が開きます。
上部の空気抜き弁を開けるとサンプル水が出てきます。
水抜き弁(開)
水抜き弁(閉)
使用後は良く真水で洗浄してください。水抜き及び空気抜き弁も水を通して洗って下さい。スプリングではなくラテックスチューブを使用している採水器の場合、ラテックスチューブは頻繁に点検しゴムに傷がある時は、交換して下さい。使用中にゴムが切れると蓋を紛失する恐れがあります。ラテックスチューブは通常の使用で傷が無くても2年程度で交換が必要です。
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