3. 要約
※以下の本文中の( )内の表記は、本報告書の該当ぺージを表している。
■ 30代(31.5%)、40代(25.3%)が、回答者および3種目のOWSで多い年代である。なお6kmのOWSでは50代以上の出場割合が3割を超えている。( p.2)
■参加者全体、ほとんどの種目で 男性の参加率が7割前後と高い。モノフィンについては、女性の回答者が男性を上回っている。( p.2)
■「 OWSが好きなので」「 昨年も参加したので」「 自分にあった距離の種目なので」「 湘南が好きなので」「 コースがワンウェイなので」「 安全面で安心できるので」といった項目を参加理由としてあげている。( p.8)
■種目別では、どの種目も「OWSが好きなので」が最も多いが、10kmのOWSでは「 コースがワンウェイなので」、6kmのOWSでは「 昨年も参加したので」、2.5のOWSでは「 自分にあった距離の種目なので」といった理由をあげる回答者が多かった。( p.8〜9)
■年代別の参加理由は「 OWSが好きなので」「 昨年も参加したので」の順に多くなっており、世代ごとに特に大きな違いは見られなかったが、唯一70歳代以上だけが、「 昨年も参加したので」「 OWSが好きなので」の順に参加理由をあげていた。( p.10〜12)
■参加理由に大きな性差は、みられなかった。( p.12)
■制限時間については、すべての種目で「 問題ない」との回答が多かった。ただし、6kmのOWSでは、その割合は68.1%と他種目よりも比較的低くなっていた。( p.13)
■安全管理体制については、全ての種目で「 安心できる」が多く、OWS種目では、10kmで87.5%、6kmで86.1%、2.5kmで77.1%と非常に高い割合であった。( p.14)
■エイドステーションの設置箇所数については、種目、年代、性の区別なく、概ね7割前後で「 十分であった」と回答している。( p.15)
■レースに関する気象情報の提供については、「 情報提供されていることを知らなかった」32.0%、「 参考にした」27.3%、「 見なかった」19.3%であった。種目別で「 参考にした」と回答したのは10kmで37.5%、6kmで31.5%、2.5kmで21.3%となり距離が短くなるにつれて低下傾向にあった。年代別で大きな違いは見られなかったが、性別では、「 参考にした」が男性では30.9%、女性は18.9%、「 情報提供されていることを知らなかった」が男性では29.0%、女性では41.1%と大きな差が見られた。( p.18)
■開催時期については、各種目、年代、男性で概ね約6割前後が「 都合が良い」と回答している。ただし、「10代」と「女性」については、「都合が良い」と回答する割合が5割を下回り、「 どちらでもない」と回答する割合が他と比べ多くなっている。( p.16)
■コースについては、回答者の64.2%が「 ワンウェイ(片道)コース」を支持しているものの、種目別にみると、10kmで79.2%、6kmで69.0%、2.5kmで58.4%と距離が短くなるにつれて「ワンウェイ(片道)コース」の回答率が低下し、「 こだわらない」という回答が増加している。また、年代別では、年代が上がるにつれて「 ワンウェイ(片道)コース」を支持する割合が高くなっている。コースの形態は、性差は見られなかった。( p.17)
■大会を知った方法については、回答者全体の26.0%が「 友人・知人・家族からの紹介」、25.3%が「 公式ウェブサイト」で、3つのOWS種目でも、大会を知る方法としてこの2項目が5割以上を占めている。なお、10kmのOWSでは、「 友人・知人・家族からの紹介」が37.5%と他の種目と比較して高い割合を示している。年代別にみると、10代で「 大会ポスター」と回答している割合が24.0%と他と比べて高くなっている。性別にみると、女性で「 友人・知人・家族からの紹介」が33.1%と男性の23.5%よりも高く、「 公式ウェブサイト」が13.7%と男性の30.1%よりも低くなっており、性差が見られた。( p.25〜26)
■大会に参加するために「 宿泊した」のは、回答者の32.2%であった。種目別では、10kmで46.9%、6kmで35.6%、2.5kmで24.8%と設定距離が短くなるにつれて、宿泊する割合が低下傾向がみられた。年代および性別による差は見られなかった。( p.27)
■今後の大会で加えて欲しい種目としては、 5km、3km、4km、20mといった距離の設定を希望している。( p.19)
■コースの形態については、種目、年代、性別に差は見られず概ね2割前後が「片道コース」と回答しているものの、「 無回答」の割合が高い。( p.19〜20)
■2006年大会への参加希望としては、85.6%が「 参加したい」と回答している。種目、年代、性別でも、同様に高い割合を示している。( p.28)
■2006年大会へ参加したい理由としては、「 OWSが好き」がもっとも高くあげられている。次いでは「 過去参加している」「 コースが片道」「 湘南が好き」「 十分な安全管理体制で安心できる」「 距離が自分に合っている」などの回答があげられている。( p.29〜33)
■過去1年間のスポーツ実施状況は、回答者全体の53.0%が「 週3日以上(年151日以上)」、34.6%が「 週に1〜2日(年51日〜150日)」運動・スポーツを行っていると回答している。種目別に見ると、10kmで68.8%、6kmで53.7%、2.5kmで48.3%と距離が短くなるにつれて「 週3日以上(年151日以上)」が低下し、「 週に1〜2日(年51日〜150日)」が概ね増えている。年代別にみると、「 週3日以上(年151日以上)」が10代で84.0%、60代で69.6%、残りの20代から50代は、それぞれ50%前後であった。性別にみると、「 週3日以上(年151日以上)」と回答した割合は、女性が63.4%で、男性の49.7%を大きく上回った。( p.37)
■クラブ・同好会・サークルなどへの加入状況は、63.2%が「 クラブへ加入」していた。種目別でも、10kmで65.6%、6kmで64.4%、2.5kmで60.3%といずれも6割以上が、クラブなどの団体に所属してスポーツ活動をしている。年代別では、10代が92.0%、50代から70歳以上のいずれもが75%を超え、「 クラブへ加入」が極めて高くなっている。性別では、女性が77.1%で、男性の58.6%を大きく上回った。( p.38)
■大会参加前以前に海で泳いだ経験については、種目、年代、性のそれぞれで概ね8割を超えて「 (海で泳いだ経験が)ある」と回答している。( p.39)
■オープンウォータースイミング以外のマリンスポーツへの関心については、種目、年代、性に関係なく「 関心がある」割合が概ね8割前後と高い関心を示している。「関心がある」と回答したうち、実際に行っているマリンスポーツとしては「 スクーバーダイビング」「 海水浴」「 サーフィン」「 スキンダイビング」といった種目があげられている。また行ってみたい種目としては、「 カヌー(シーカヤックを含む)」「 サーフィン」「 スクーバーダイビング」などがあげられている。( p.40〜42)
■オープンウォータースイミング以外のマリンスポーツに関心がないと回答した理由としては、「 現在行っているスポーツで満足している」が種目、性差は見られず8割以上となっている。( p.42〜43)
■マリンスポーツに対するイメージについては、「 四方を海に囲まれた日本にはうってつけのスポーツである」「 自分にはあっている」「 スポーツというよりレジャーに近い」といった項目が種目、年代、性に関係なく、上位に上げられている。( p.44〜48)
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