日本財団 図書館


からだ 発見!探検!おどってみませんか1? Vol.5
 
<ワーク内容>
(1)からだならし・・・
・ ・・・
・ ナンバ歩き
(2)(円になる、身体の部分ならし) 〔14:20〜14:30〕
片方の膝を伸ばし、片方は曲げる
胸の前で両方の肘から手先を合わせ、そのまま上へ伸ばす→胸前に戻し→そのまま前へ伸ばす。
首の後ろで両手の平を合わせ両肘を付ける様にする
腰の後ろで両手を組み、後方へ引っ張る
合掌→両手指を反らす→そのまま左右に両手を離していく
手指を一本ずつ出来るだけ遠くへ付ける(折る)
指付け根を全部折った形から、一本だけ指を伸ばす(順に)
手をブラブラ
首を前へ→センター→後ろへ→センターもどす
首を左右へ倒す 頭をゆっくり回す
(3)(太陽礼拝の動き) 〔14:30〜14:35〕
両足そろえて立ち合掌→吐きながら両手を頭上に→身体を前に倒す→片足は後ろへ伸ばし、片足は膝曲げ→手を床に着き、だんだん腰を突き出す(繰り返し)
(4)(座って足の運動) 〔14:35〜14:45〕
足を前に出してすわる 足指のグーチョキパー 音楽(カリンバ)に合わせて足指を動かしてみる→足首回し(内、外) 足首立てる、伸ばす
膝まげて座り、尻で歩く(うしろへも)
膝から先をほうり投げる 歩いている振り(足だけ人間)
(5)「からだのパーツを使って動きをやってみる」 〔14:45〜14:55〕
座ったまま、足先で床をなぞる。
伴「HNさんに足で出来ることは?」→
1*足をひっかけて、ねじる
2*足裏を合わせたあぐら座り
皆で、それをやってみる
伴「この形のままゴロゴロ転がるのも出来る」
→それぞれ、ゴロゴロに挑戦する・・・
藤原:THさんにコツを教える
ニイ:HKさんを転がす
[休憩(10〜15分)] HKさんから、痴漢撃退法を教えてもらう
(6)床に寝る
伴「足先を使ってどんな動きが出来るか?」(足先ダンス〕 〔15:08〜〕
ひざから先を使って動く
足先だけで、身体が運べるか?」・・・
Iさん:背中を床につけたまま少しづつ回転
→それぞれにやる
伴「もう少し、範囲を広げて発見してみてください」
「ものぐさな人が動くように」横向きに寝たまま動く
USさん:足クロスしたまま動く
花嵐でやっている動きの紹介
万歳の形で寝て、両膝を立て、そのまま足先の方へ進む。
その形のままで、尻を上げてボンボンと軽く飛ぶ〔上半身の力抜く〕
伴「USさん、動かしたい所は?」→「肩」
ニイが二つ紹介:*両手を真横に上げたまま肩を(正面からみて)内〜外に回転させる。
*両手を前に出したまま、〔真横から見て〕前〜後に回転させる
(7)「ペアになって、身体のパーツを使った動きを考えてみよう」 〔15:25〜15:55〕
(パートを決める→1人1個ずつ動きを考える→それを二人で交換する)方法で。
A、ニイ+TH+MM組・・・(藤原参加)・・・寝たまま、腰を動かしたり、座って尻を動かしたり。途中で、MMがニイ・THの間に入る形になる。
B.中西+I・・・あぐらのまま。両手合わせたりしている。
C.HK+HN組・・・合気道のような二人の動きの確認。他グループがやっている間、立ってずっと待っている感じだった。
D伴戸+US・・・並んで正座。クロスした手を使っている。
 
発表
A組:「お腹を使う」うつ伏せで寝たまま尻動かす→正座になる→お腹5回まわす。
他の人も同様にやってみる
B組:「手」あぐら組み、手の平上に膝上に置く、指順に曲げる→手の平合わせ→、上に→前方床へ、手離す→クロス→ひらひらしながら左右に→クロスのまま上へ
「奥が深いなー」という感想の声。皆でやってみる。
C組:向き合う。互いの同じ手を交差し身体を前後に押し合い、円を描くようにする。足の入れ替えして、反対向きをやる。どっちか止めたいと思う人がぐっと相手を押す。
「教えてもらいましょう」HK説明。
「同じ手を手を合わせて、ナンバで、押して相手が押し返す《円運動になる》
反対側も。止めたいなと思った人が相手をぐっと押す。」
D組 手をねじって組み、下〜上へ呼吸と共に4回、「キャッキャッキャッ」と言いながら手指の開閉《猫手》反対に手を組み、上下。 15:50
(中西・ニイ、HK・HNの横で動きを説明)
 その後皆でやる。HKさんにクロスして手を組むのをやる。
(8)クールダウン
 手をつなぎ円になり、しばらくユラユラゆれる。首、体全体も。手を離し各自深呼吸。 (15:55)
 WS後、各自にアンケートを書いてもらう。別紙にアンケートまとめがあります。
<感想>
(記録者五島)この日、天気も良くて会議室は暖かかった。ピータイルの床は土足制の割にきれいだったが、裸足や靴下の人にとっては、冷たく固い感じだったのだろうか?
「サポートについて」
 藤原さんのアンケートにも書いてあったが、サポーターやサポート・或いは障害のある人のWSの中での動ける人の役割について打合せ相談が必要なのでは?と思う。(これは、今回に限らず、障害のある人が参加するWSについて)
 まず、参加申込み状況を予想した上で、ナビゲーターがどうしたいか?ということを尊重すべきだろなーと思う。D&Pメンバーは、サポーターを自主的に?というか、勝手に自分たちでやっているけれど、ナビゲーターと相談して決めたほうがいいと思うが・・・、どう思いますか?
 ダンサーや障害のある人とのダンス経験者がWSに入る場合、どういう役割をするか?は、色々な可能性があると思う。
 具体的に体ならしのシーンで、その時やろうとする動きが伝わるように手を添える等のサポート、多動の人などに常に付いている必要のある場合のサポート、視覚の人への言葉の説明の必要な場合、肢体不自由の人の移乗等、その他・・・、或いは、このシーンでは、手を出さないで自由にしてもらう、また、ダンサーや動ける人には1人の参加者として動いて欲しい・・・等々。
 障害のある人と無い人、健常者だが体を動かすことに恥ずかしさや抵抗のある一般の参加者、全く抵抗なく自由に動ける参加者、その人数のバランスでWS全体の感じは変わってくるだろう。そして親が入る場合は、また別の問題もある。
 さほどサポートが必要ない参加者ばかりの場合でも、動ける人が入ることで、他のダンス未経験者やWS全体へ与える影響は大きいと思う。そういう色々な人のやり取りが出来る場を作るという意味でも、ダンサーや表現活動をしている人を募集しているのだと思う。
 障害のある人が多くてD&Pメンバーやダンサーが少ない場合、ダンサーを呼ぶかどうかは、制作側である程度判断するしかないが、こんな感じで良いとか、サポートの仕方をこうして欲しい、とかの各ナビゲーターの基本的な希望ラインを確認したほうがいいと思うが・・・。
(伴戸・感想)
 ワークショップのこと。私も何度かやるうちに、毎回来る人は違うのですが、漠然とカラダを動かす以外に、もう少し、切り口を明確にしたほうがよいかと思ってます。
 例えば、創作ダンスをメインにしていくなど。それによって、確かにサポーターの役割も変わります。それに、発表の仕方も一緒に考えていけるかもしれない。
 また、皆でそういうことについて、話し合える機会があればいいなと思います。
 
(藤原・感想)
 制作サイドで考える、「サポーター」の存在&役割分担。
 現段階では、D&Pの行ける人が「制作」&「サポーター」にも参加しているが、
(1)「受付」と「記録」のしごとを1人がする。例えば「受付役」の人は「記録(ビデオ担当含む)」「遅れてくる人への対応」+「全体把握」。
 時間的な問題はあるのかもしれないが、基本的にD&Pの仕事分担として、「受付する人は、サポーターに回らず、全体把握に回る(=記録など)
 これは、以前遅れてきた人の受付ミス(参加費の受領の件含む)なども、あるし。引継ぎが、バタバタしてる中で、確実に出来るかどうか!?は難しい。
 「お金」は明確にやり取りする事が必要。(信憑性=信頼性にもつながる)
 ほとんど、藤原は「サポーター」もやっているが、この回は、受付と全体把握に徹したいと思った(自己判断で申し訳ないが)。
 (途中、入ったのは、全体を通して、足らないと思ったところに入ったつもり。)
 そこで、事前確認をしていなかったので仕方ないが、WS始まりで中西さんが、当然藤原はサポートに入るであろう。との判断あり。藤原は入らないと言ったので、少しとまどっていた(?)様子。今後、「基本的役割」として、制作スタッフが現場で少ないのは、周知の上なので、臨機応変は必要だが、基本的に「受付」=「記録」「全体把握」に徹する方がよいと思う。
 
 以前、「WS内容(サポート)に入る人数が多いほうがいい。」という案もあったが、最低1人は、枠の外から見てる人が必要だと思う。
 
 また、五島さんが、基本的に京都から大阪にくることで時間的・身体的にしんどいかもしれないが、そんな中でのサポーターとしての関わり方もあってもいいと思う。
 
(2)THさんの参加の仕方について。
 本人は、MMちゃんと一緒が楽しかった様子だが、「MMちゃんのサポーター」にみえた。
 本人自身のからだがワークに参加しきれていないようにみえた。
 サポーターがどこに、どの程度付くか!?の問題にも思う。特にD&Pメンバーは大変だが、配分も考えながら、付くことが必要なのかもしれない。
 
(3)「基本的なサポーター」の役割
 事前に打ち合わせするのが、ベストだが、現実的に参加者把握・外部へのサポート依頼も、間に合わない現実あり。
 基本的に、申し込み時に現段階だとニイちゃんなどはサポートとして参加は周知になってる。が今後は確認しながら、申し込み受付をする必要あるかも。(実際、藤原は、当日五島さんに確認した)
 もし、今後外部からサポート希望があれば、それは、「ダンサーであろうと、ほかの表現活動者」であろうと、その人の方法を追及していればOKなのでは???そこで(現場で)あまりにもおかしければ、ナビや全体把握してるスタッフが、声かければいいのかもしれない。
 
(4)WS内容について
 「ゆっくりストレッチ」から「少しずつうごきを発見していく」
もあり。逆に「とにかく激しくうごいてみる!」から「ゆっくりからだを見つける」から「うごきをさがす」など、テーマをいろいろやってみてもいいかも?
 「今回は激しいバージョン」「今回はゆっくりバージョン」など・・・「○○バージョン」をつくってもいいかも?
 とくに「うごきが大きくなると、サポーターの存在が重要(安全面など)」になるが、もしかしたら入りやすくなるかも?(以上、藤原)


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