からだ 発見!探検!おどってみませんか!? Vol.4
<ワーク内容> (記録・井野)
(1)からだならし・・・歩く 〔14:00〜14:20〕
歩きながら 身体をブラブラ、両手伸ばし
指先から段々全身をゆする
身体の左右の動きの違いを感じる
全身を使い深呼吸
(2)寝る 〔14:20〜14:30〕
寝ながら両手、両足を動かす
(3)立つ 〔14:30〜14:40〕
寝る→立っの動き・・・足のウラから立つ、身体の重さを足の裏に乗せて立つ
(4)歩く 〔14:40〜15:00〕
・普段の歩き方、ゆっくりの歩き方、後ろ向きの歩き方、片足で歩く、両足で歩く
横にゆれながら歩く、リズムをつけて歩く
・歩くイメージ・・・砂の上/絨毯の上/湯の中/ゼリーの上/小石の上
[休憩(10〜15分)]
(5)ペアで動く (M・M、YK―藤原) 〔15:15〜15:50〕
背中で会話する
相手の身体を「動かす」「動かされる」
*お互いにその感想を伝える
(6)手をつなぎ円形で座る 〔15:50〜15:59〕
隣の人から来た情報を反対の隣へ伝える・・・「動かす」と「動かされる」の動き
情報の流れがいろいろな方向から来る→伝える
(7)クールダウン 〔15:59〜16:00〕
<感想・反省>
(井野)
・ペアで動く時に途中からMAさんの相手に見学のXXXXさんが参加した。「動かす」「動かされる」はMちゃんにとっては参加しづらい動きとなった。
・身体の重心を身体で感じるというワークだった。そこからお互いのコミュニケーションを取る展開だった。
(五島)
・D&Pのメンバーは、障害者のサポートをやりなれているので、ナビゲーターに言われなくても、勝手にやっている場合が多い。しかし、前もってナビゲーターと相談する方がいいのかもしれないし?ナビの指示に従う、という方法もありとも思います
(前半の終わり頃、Mさんをナビが抱えていたので、保護者がそれを見て、Mさんの後ろにずっと付こうとしたりしたように思う。)
・一般的に保護者が「自分の子供も皆と同じ事をさせないといけない」と思って、後ろにべったり付いているパターンがよくあり、それに関しても、親は離した方がいいという考えもあり、ほっといてもいいという意見もあります。
(私が今まで見ていたWSの中で、保護者が子どもにずっと指示出し!!している場面もありました)どうしたいか?ということについて、関係者は意識的になった方がいいと思う。
・知的の人は、(特に子ども)、実によく人を見ていて、甘えられる術を知っている人もいて、こちらが見抜かれている!と感じること多し。
・特に身体的な問題(骨が折れやすい、ここは触れない等)の注意が必要な場合、前情報がくるので、Mさんの場合は、もっと色々な可能性を大胆に引っ張りだす、という意識でいいと思う。
・(余談)一般的にWSの中での「からだならし」というのは、すごく重要なファクターだと思うし、そのナビゲーターの身体の使い方の根本に触れる機会だと思う。ダンサー・ダンス経験者とそうでない人や特に見えない人の差は、元々知っている身体に対するアプローチの仕方の「前提条件」みたいなものが違うのだと思う。その上で、特にあえて、わざわざそれを知らせない方法もあるだろうし、知らせて(=教えて)その上で自分流というのを育てさせる方法もあるのか?と思う。
・はじめて参加された一般の参加者・見学者が、ちょっと、おっかなびっくり?気味で、障害のある人に非常に気を使ってやっておられることが伝わってきた。
・視覚障害のYさんの感想は、今日の部屋の大きさはいつもの半分だったが、そのくらいが空間把握が出来て丁度良いということだった。
(スズキ)
感想
・今秋からのWSにおいては、WSのピンポイントの取り方を、探っている状況です。まだ、2回ではありますが、いろいろ方と同時に動くということ。今回ですと、MちゃんとMAさんが、共に納得のいく時間をお持ち帰りいただけたか・・・。より、参加者のカラダ状況にあったことに、ツマミを合わせていくのか、そのあたりを探ってみたいと思っていますが・・・
反省
・出来るだけ参加者状況を早めに把握して、場合によっては、D&Pさんと、事前の打合せも要かと思っております。(たとえば、9月の状況ですと、あったほうがよかったと反省しました。)こちらがやろうと思っていることと、物理的に無理なこと、補助の有無等、スムーズに進行するための打ち合わせは、参加者の皆様のためにも必要だと思いました。
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