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水中からの爆弾設置
 
東京晴海付近でLNGタンカーが爆発した場合の被害範囲
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 米国政府系の核兵器研究施設であるサンディア国立研究所の報告によると、液化天然ガスを積んだタンカーがテロ攻撃を受け爆発した場合、半径500メートル以内の範囲で建物が破壊され、半径約1マイル以内の範囲で人の皮膚がただれ、建物に被害を受ける高温の火災が発生する可能性があるとしている。
 現在のテロリストの武器や技術があれば、LNGタンカーの側面に3メートルの穴を開けることが可能であるという。
 通常-162度に保たれ液体となっているLNGであれば、引火もしなければ爆発もしない。しかし冷却された貯蔵庫から流れ出る液体が気化し引火することにより、超高温の炎が吹き上がることとなる。
 
密輸組織とテロリストとの関係
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