はじめに
帆船(はんせん)「あこがれ」は、全国の自治体初の事業として大阪市が建造した一般市民のための帆船です。1994年の就航以来、大阪港ばかりでなく国内外の各地に寄港しながら、大海原を舞台に誰もが参加できるダイナミックな航海体験プログラムを実施してきました。
帆船「あこがれ」の上では、参加した全員が乗員の一人として、力を合わせてロープを引いて大きな帆を張り、舵を取って、風の力をとらえながら航海をします。こうした帆船による航海の体験は“セイル・トレーニング”とよばれ、今や世界各地でさかんに行われており、チームワークやリーダーシップ、自分自身への可能性と自信が自然につちかわれることが認められています。
帆船「あこがれ」では、これまでのさまざまなプログラムに加え、2001年から学校を対象にしたプログラムを開始し、2002年4月からは総合学習の一環として学校に提案し利用を募ってきました。これらと合わせて、近年社会問題となっている環境問題にも眼を向け、関心を持てるようこのテキストを作成しました。
帆船「あこがれ」
セイル2000 アムステルダム
セイル2000 アムステルダム
セイル2000 アムステルダム
1995年 メルボルン沖
2000年 ハワイ沖
2000年 カナダ沖
『海の仲間からの手紙が届く(とどく)』の巻(まき)
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