東京交響楽団(とうきょうこうきょうがくだん) 楽団員(がくだんいん) 紹介(しょうかい)(4) 金管楽器・打楽器(きんかんがっき・だがっき)
写真左(しゃしんひだり)より
最後列(さいこうれつ)
塚田(つかだ)、上原(うえはら)、大和田(おおわだ)、曽根(そね)、奥田(おくだ)、前田(まえだ)
中間列(ちゅうかんれつ)
マルティ、若狭(わかさ)、渡辺(わたなべ)、新澤(にいざわ)、甲田(こうだ)、野沢(のざわ)
最前列(さいぜんれつ)
阪本(さかもと)、竹村(たけむら)、ハミル、天野(あまの)、荻野(おごの)、宮本(みやもと)
右上
大隅(おおすみ)
|
みなさん、こんにちは。「こども定期演奏会(ていきえんそうかい)」にようこそ!東京交響楽団(とうきょうこうきょうがくだん)には約(やく)100人(にん)の楽団員(がくだんいん)がいて、ひとりひとりが音色(ねいろ)を奏で(かなで)、みんなで気持ち(きもち)を一つ(ひとつ)にして美しい(うつくしい)オーケストラの音楽(おんがく)を作りあげて(つくりあげて)います。今回(こんかい)は「金管楽器(きんかんがっき)」(ホルン、トランペット、トロンボーン、テューバ)と「打楽器(だがっき)」の楽団員(がくだんいん)に「まち」について聞いて(きいて)みました。
(1)あなたの好き(すき)なまち(国(くに))はどこですか?
(2)そのまちが好き(すき)な理由(りゆう)や思い出(おもいで)を教えて(おしえて)ください。
■ホルン
竹村 淳司(たけむら じゅんじ)
(1)スイス (2)講習会(こうしゅうかい)や旅行(りょこう)などで訪れ(おとずれ)ましたが、都会的(とかいてき)な地域(ちいき)と自然豊か(しぜんゆたか)な地域(ちいき)があり、また言語(げんご)もドイツ語(ご)、フランス語(ご)、イタリア語(ご)の3つに分かれ(わかれ)ていてそれぞれにいろいろな性質(せいしつ)や特色(とくしょく)を持って(もって)います。日本(にほん)にはないこれらの特色(とくしょく)と、雄大(ゆうだい)な大自然(だいしぜん)が好き(すき)です。
Jonathan Hammill(ジョナサン・ハミル)
(1)アフリカ (2)動物(どうぶつ)が大好き(だいすき)だから! サファリにいって野生(やせい)の姿(すがた)を見て(みて)みたい。
甲田 幹雄(こうだ みきお)
(1)ニューカレドニア (2)一年中(いちねんじゅう)太陽(たいよう)が輝き(かがやき)、海(うみ)も青く(あおく)自然(しぜん)がいっぱいあるから好き(すき)です。
大和田 浩明(おおわだ ひろあき)
(1)パッサウ(ドイツ) (2)3つの川(かわ)が合流(ごうりゅう)する美しい(うつくしい)街(まち)なのに、人口(じんこう)は5万人(まんにん)ほど。その割(わり)にビール工場(こうじょう)は7つ。黄金(おうごん)の「7・5・3」の定理(ていり)が成り立つ(なりたつ)のです!
阪本 正彦(さかもと まさひこ)
(1)ウィーン (2)以前(いぜん)、休暇(きゅうか)をとって遊び(あそび)に行った(いった)際(さい)に、とても楽し(たのし)かった街(まち)です。他(ほか)ではオーストラリアにも行って(いって)みたいな。日本(にほん)では見る(みる)ことの出来ない(できない)南天(なんてん)の星空(ほしぞら)を存分(ぞんぶん)に楽しんで(たのしんで)みたいです。
曽根 敦子(そね あつこ)
(1)スイス (2)雪(ゆき)が積もった(つもった)冬(ふゆ)の山(やま)が好き(すき)です。(富士山(ふじさん)も大好き(だいすき)!)演奏旅行(えんそうりょこう)でヨーロッパに行った(いった)とき、マッターホルンがどうしても見た(みた)かったのですが吹雪(ふぶき)で見え(みえ)ませんでした。もう一度(いちど)スイスに行き(いき)たいです。雪山(ゆきやま)でアルプホルンを吹い(ふい)たらいいだろうなぁ。
■トランペット
Antonio Marti(アントニオ・マルティ)
(1)テネリフェ(スペイン) (2)私(わたし)の故郷(ふるさと)です。素晴らしい(すばらしい)人生(じんせい)をおくることができるとても美しい(うつくしい)所(ところ)です!
大隅 雅人(おおすみ まさと)
(1)札幌(さっぽろ) (2)私(わたし)の出身地(しゅっしんち)です。食べ物(たべもの)(魚(さかな)、蟹(かに)など!)が美味しい(おいしい)街(まち)です!
野沢 岳史(のざわ たけふみ)
(1)日本(にほん) (2)お米(こめ)がおいしいから(米(こめ)が"命(いのち)"です!)
前田 健一郎(まえだ けんいちろう)
(1)ロシアのモスクワ&サンクト・ペテルブルク (2)初めて(はじめて)ロシアを訪れた(おとずれた)のは1971年(ねん)の冬(ふゆ)。あのロシアの大地(だいち)を見た(みた)ときに、自分自身(じぶんじしん)の中(なか)で何か(なにか)が弾け(はじけ)ました。以来(いらい)、変わった(かわった)気(き)がします。旧(きゅう)レニングラードは京都(きょうと)のように古い(ふるい)建物(たてもの)が多く(おおく)、大変(たいへん)きれいな街(まち)です。ここで過ごした(すごした)一週間(いちしゅうかん)を今(いま)でも想い出し(おもいだし)ます。サンクト・ペテルブルク・フィルには、31年来(ねんらい)のロシア人(じん)の友人(ゆうじん)がいます。
■トロンボーン
荻野 昇(おぎの のぼる)
(1)パリ(フランス) (2)私(わたし)の使用(しよう)している楽器(がっき)はフランス製(せい)です。フランスのきれいな音楽(おんがく)がとても好き(すき)です。
若狭 和良(わかさ かずよし)
(1)パリ (2)留学中(りゅうがくちゅう)、週末(しゅうまつ)にはよくパリを散歩(さんぽ)しました。ゆったりとした時間(じかん)の流れ(ながれ)の中(なか)に、伝統(でんとう)の深さ(ふかさ)を感じる(かんじる)街(まち)です。
上原 規照(うえはら のりあき)
(1)ヴェネツィア (2)霧(きり)の出た(でた)夜(よる)は幻想的(げんそうてき)で、映画(えいが)の一(ひと)コマを見て(みて)いるようです。
宮本 直樹(みやもと なおき)
(1)エリーチェ(シチリアの西端(せいたん)、塩田(えんでん)の町(まち)トラーパニを見下ろす(みおろす)標高(ひょうこう)751mにある小さな(ちいさな)町(まち)) (2)昼(ひる)は地中海(ちちゅうかい)や塩田(えんでん)が見渡せ(みわたせ)、日(ひ)が落ちる(おちる)と地中海(ちちゅうかい)からの風(かぜ)にのって霧(きり)が山肌(やまはだ)をつたって町(まち)を白く(しろく)変え(かえ)、一晩中(ひとばんじゅう)『ゴー』と風(かぜ)の音(おと)がする幻想的(げんそうてき)な町(まち)です。
■テューバ
渡辺 功(わたなべ いさお)
(1)イスタンブール (2)昔(むかし)、庄野真代(しょうのまよ)さんの歌(うた)で憧れ(あこがれ)て実際(じっさいさい)に行ったら(いったら)、買い物(かいもの)のオツリはごまかされ、タクシーでは法外(ほうがい)な料金(りょうきん)を請求(せいきゅう)されました。でも、朝(あさ)5時(じ)ころに街中(まちなか)を流れる(ながれる)コーランに感動(かんどう)しました。
■打楽器(だがっき)
奥田 昌史(おくだまさし)
(1)月(つき)に行って(いって)みたい (2)全く(まったく)予想出来ない(よそうできない)魅力(みりょく)があると思う(おもう)から!
新澤 義美(にいざわよしみ)
(1)グリンデルヴァルト(スイス) (2)中学生(ちゅうがくせい)の頃(ころ)から山(やま)が好き(すき)でアルプスに憧れて(あこがれて)いました。20年前(ねんまえ)、一度(いちど)だけ行った(いった)映画(えいが)の中(なか)のような、本当(ほんとう)に美しい(うつくしい)景色(けしき)が忘れ(わすれ)られません。家族(かぞく)皆(みな)でもう一度(いちどたび)行く(いく)のが夢(ゆめ)です。
天野 佳和(あまの よしかず)
(1)神戸(こうべ) (2)生まれ育った(うまれそだった)町(まち)です。海(うみ)と山(やま)が身近(みぢか)にあり、エキゾチックな風情(ふぜい)で食べ物(たべもの)もうまい。何(なん)と言って(いって)も大晦日(おおみそか)の除夜の鐘(じょやのかね)が鳴る(なる)と同時(どうじ)に神戸港(こうべこう)に停泊(ていはく)する船(ふね)が一斉(いっせい)に汽笛(きてき)を鳴らし(ならし)、新年(しんねん)を祝う様(いわうさま)は圧巻(あっかん)です。(六甲(ろっこう)おろしの強い日(つよいひ)は汽笛(きてき)はきこえません)
塚田吉幸(つかだ よしゆき)
(1)ボリビア(ラパス) (2)富士山(ふじさん)より標高(ひょうこう)が高い(たかい)南米(なんべい)ボリビアのラパス。その風景(ふうけい)とインディオの交流(こうりゅう)は今(いま)も忘れ(わすれ)ません!
|