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調査結果を受けて
1. 更なる経営理念の追求を。
 
2. 快適な職場環境の構築。
(1)不公平・不明な現象の改善。
(2)就業規則・給与体系の見直し。
 
3. 自主・自立・自活・自律経営の展開。
(1)経営品質マネジメントシステムの推進。
(1)物ものづくり・育成事業・支援チームの拡充。
(2)関係者の意識改革と人材育成強化。
(2)財務体質の改善。
(1)数字に強い感性豊かな人材育成。
(2)費用対効果の評価。
(3)不満・不安の削減。
(1)意識伝達手段の見直し。
(2)こまりごと相談室・提案制度の強化。
(4)失望者の処遇と改善。
(1)個別カウンセリング機関の設置。
 
平成18年3月11日
社会福祉法人 C・ネットふくい
専務理事  松永 正昭
 
寺島 満  賞
 
 寺島 満 賞は、我が子の行く末を案じ、自らが活動の輪を作り、子供と共にその輪を広げようとして親子サマー教室を開設した。
 この逞しい母親たちが、子供にできる仕事を見つけ作業方法を考えた。
 これらの活動が子供の自立への翼となるよう「つばさ会作業所」を設立、親子で社会自立に向けてのスタートを切った。
 Cネットふくいは、この障碍のある人たちとその家族の願いを具現化するために、日々たゆまざる努力を重ね今日を迎えている。
 
 故、寺島満さんはつばさ会創始者の一人として、常にひたむきな努力を続けてきた。
 平成11年5月念願の福祉工場エフエフ福井に就職した。
 その直後に突如白血病に襲われ、その後の闘病生活は壮絶だったが、一言の弱音も吐かず、治療に耐えた。
 しかし、平成13年10月家族の懸命な願いも届かず、25才の若さで佛界へ旅立った。
 満さんは生前、「どんなに苦しくても暖かく受容すること」「安心して暮らせる社会にすること」そして、何よりも「意欲をもって楽しく働ける環境を整えること」の大切さを、我が身をもって私たちに教えてきた。
 法人の経営理念には、満さんたちの熱き思い、いきる願いが込められている。
 私たちは、創業精神をいつまでも忘れることなく、常にお客様のニードに真摯な態度で応えることの取り組みを決意し、障碍者の自立自活の支援に実績をあげた人たちに対して、特別賞「寺島満賞」を贈るものである。
 
選考基準は「一人が、みんなのために・みんなで、ひとりの人のために、つくしたこと」「みんなで、社会のためにつくしたこと」の成果を評価して決定する。
尚、選考はつばさ会の創始者を中心に委員会を設置して選ぶ。
 
 
 
 
関連ホームページ:http://www.rakuten.co.jp/w-farm/


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