日本財団 図書館


経営品質改善活動報告書
施設名 障碍児(者)地域寮育等支援事業
知的障碍者生活支援事業
 
 
No. 経営品質改善内容 取組中 取組済 効果 展開
1 ボランティア育成の強化(親子ボランテイアの導入による同世代交流)
2 地域生活における安全安心学習会活動の推進
3 自立支援法に向けた社会資源の開発
4 サマースクールにおける施設外活動の開発
5 個別支援プログラムの共有化
6 児童デイサービスと児童短期入所事業の支援体制の連携
7 余暇支援サークルの運営体制の改善
8 地域生活者への情報発信(福祉サービス、施設活動など)
 
[平成17年度の反省と課題]
 在宅支援の余暇支援の充実、施設外活動の開発、社会資源の開発を中心に活動をしたが、今後、相談事業が市町村委託になるので、これらの活動と同時に、個別支援、ケアマネジメントの充実をはかり、生活支援センターとしての役割を果たしていかねばならない。
 
[平成18年度の目標]
 ホームヘルプ事業をはじめとする居宅支援事業を友好に活用し在宅者の生活支援を充実させる。
 
経営品質改善明細表
改善内容 余暇活動サークル運営の改善 施設名 No.
障碍児(者)地域寮育等支援事業
知的障碍者生活支援事業
7
 
[改善前]
 平成16年度より、地域在住の知的障害者支援事業登録者、通勤寮生の余暇の充実を目的に、余暇活動サークル・メッツが発足。その後、月1回の頻度で、呼びかけにより休日のレクレーション・趣味活動を企画し、活動を展開する。
 定期的な運営を通して、メンバーには月1回のサークル活動が定着した。それに伴い、「こんなことがしたい」「お金を少なくしたい」など、メンバーからの活動に対する具体的要望が少しづつ出てくるようになった。
【改善前の支援の問題点】
●余暇活動サークルの企画〜広報〜実施の全段階を通して自治運営の支援をしていない
●余暇活動内容の報告をメンバーに報告していない
 
 
[改善のポイント]
◇段階を経て、余暇活動サークルの自治運営支援を図る
 
(1)余暇活動の運営を全員が体験し、その役割を理解する
(2)企画運営をメンバーに報告し、自主企画の内容の理解を図る
 
(1)企画運営の役割理解→(2)企画運営の役割分担→(3)広報・会計の分担→自治運営へ
 
[改善後]
【改善内容】
◎余暇活動の運営を全員が体験しその役割を理解する
(1)実行委員の当番制(2)企画進行のワークシート(3)実行委員の定例開催(1回3人程度)
 
 
◎余暇運営をメンバーに報告し、自主企画の内容理解を図る
(1)余暇活動広報紙「メッツ・めいと」発行(2)余暇活動のチラシの自主作成
 
 
【効果】
(1)企画の役割を理解し季節に応じた活動や自分たちの楽しみを、自主的に企画して行うようになった
(バレンタインチョコ作り、コンサートに行く、ウォークラリーなど)
 
 
(2)休日にプラザに来園し余暇を楽しむメンバーが増えた
(休日来園延べ人数11月〜2月:42人(前年度比115%)
 
[改善にあたっての留意点]
(1)余暇活動の内容は、自分達からの希望内容にする。
(2)実行委員の当番はどの活動で行うか、選択できる。
(3)全員が実行委員を体験した後は「自治組織化」へのステップアップを図る


前ページ 目次へ 次ページ





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION