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経営品質改善活動報告書
施設名 ナイスプラザテクノパーク 発表者 山品 光央
 
 
No. 経営品質改善内容 取組中 取組済 効果 展開
1 入浴調整
2 利用者の方に資格を勧める
3 当施設養成3級ヘルパーの活用
4 土曜日の支援内容、サービス提供
5 乗馬エステマシーンの活用
6 ニーズにあった送迎サービス
7 ショートステイ施設との連携
8 授産施設との連携
9 ピアサポートプログラムの取り組み
10 授産移行への取り組み
11 デイサービス籍以外の方の支援
12 活気あるデイサービスに向けての活動
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経営品質改善明細表
改善内容 授産移行への取り組み
〜ピアサポートからの更なる向上〜
施設名 No.
ナイスプラザテクノパーク 10
 
[改善前]
《現状および課題》
・現在デイサービスでは、知的デイ17名、身体デイ13名が登録されている。知的の方は10〜30代までが利用半数を占める。授産移行を目指すグループの方々もデイ利用に至る経路は様々である。
(1)一度、就職リタイヤを経験し働きたくないと就労意欲の低下が顕著な方。
(2)ピアサポート活動(仲間同士の助け合い)より自主性が養われたが、就労意欲に結びつかない方。
等大きな課題が上げられる。個人支援をもとに移行時のサポートポイントを探っていきたい。
《課題分析》
I. どんなことをしないのかわからない。⇒利用者の方が授産施設の作業内容を知らない。
II. 授産施設の1日の流れがわからない。
 
[改善のポイント]
・就労実習実施。(法人内の授産施設での実習を進める)
・利用者個人に何の仕事をしたいのか希望調査実施。→具体化に向けデイ職員と授産施設の連携強化を図る。
 
[改善後]
《支援内容》
対象者 内容 備考
通勤 付添い 健康管理
Oさん 29歳 通院付添い 現在CP美山にて授産籍となって2ヶ月。欠勤ゼロ。
Iさん 47歳 - - H17.9.13〜実習開始。現在も継続中。
Kさん 31歳 - - H17.12.13〜実習開始。途中問題行動有り中断。
Hさん 20歳 - H17.6.22〜週1回から始め回数を増やす。
Uさん 25歳 - - 通勤手段の確保出来ずSS利用しながら定時実習実施
 
《実習経過》
実習状況等 人数(人)
授産移行対象者 7
授産実習体験 5
授産移行できた者 1
現在実習中 3
 
《実習中止になった人:Kさんから得た支援反省からの課題》
◎作業中の無駄口や時間にルーズ(勝手にトイレに行く)
◎娯楽のため、欠勤すると他訓練生の前で公言
◎報告しない
 授産訓練生とは・・・
・作業中無駄口をしない。
・時間を見て行動をする。
・休まない。
・わからないとき、作業終了時 報告できる。
 
[改善にあたっての留意点]
・デイサービスという枠以上に法人内での支援体制を強化して、就労移行の環境作りを整える。
・自立支援法に向け多機能型施設の1部署としてのサービスを提供できるようにする。


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