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経営品質改善明細表
改善内容 お客様のニーズにあわせた野菜作り 施設名 No.
クリエートプラザ美山 3
 
[改善前]
☆昨年から本格的に農業部門を立ち上げた。
・美山町大久保地区
・美山町芦見地区(いきがい推進事業・・・地域のお年寄りとの交流)
 
[改善のポイント]
☆安心でおいしい野菜を長期間提供できるように作付けする。
 
[改善後]
☆早生・晩生品種の植付、なす・とまとはさし木をして栽培した。
☆収穫した野菜は、各種販売会・一般販売・食堂(3Sテクノ)を中心として出荷した。
 
表 栽培した主な路地野菜の出荷実績
品名 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 備考
だいこん(春)
だいこん(秋)
じゃがいも(春)
じゃがいも(秋)
きゅうり
とまと・ミニトマト
なす
ピーマン
さつまいも
注)○=出荷
 
☆課題
・冬から春にかけての野菜他の要求が非常に強く、収穫可能な野菜を栽培する。
・8月中旬以降のとまと・なす・きゅうり及び、秋じゃがいも・さといもは、収穫量よりも需要が多く注文を受けられずお客様の要望に応えられなかった。
 
☆改善
・春・秋収穫物の充実
玉ねぎ、にんにく、そら豆等を10〜11月に植付済。
秋じゃがいも・さといもの作付け面積増。
 
・ビニールハウスの活用
大久保地区・芦見地区にそれぞれビニールハウスを設置し、四季を通じて出荷できる農産物を栽培する。
 
・販売先の開拓
新規の販売先・販売会を開拓する。
 
・芦見特産品研究会との連携
地域の食品加工グループと連携し、付加価値をつける。
美山の特産品を広く販売する。
 
[改善にあたっての留意点]
・美山の特産品を広く販売し、四季を通じて地産地消を実践する。
 
経営品質改善明細表
改善内容 企業実習受け入れ先の開拓・支援 施設名 No.
クリエートプラザ美山 6
 
[改善前]
☆利用者を受入(実習)可能な企業がないか探していた。
☆保護者の協力により、9月1日より大野市内の家具工場に実習することになった。
☆実習の内容が良ければ「福井障害者職業センター」と連携した支援に移行し、就労に結びつける。
 
写真 家具工場全景
 
[改善のポイント]
・企業担当者に本人の長所・短所を伝え、本人の能力にあった作業から実習を行う。
・工場内は職人気質の方が多い為、作業指示などのコミュニケーションのとり方をアドバイスする。
・個別支援を行い、家庭と連携し本人の不安要素を取り除き継続した支援を行う。
・定期的に企業訪問を実施し、実習状況を確認し企業と連携する。
 
[改善後]
・9月1日より11月末日まで3ヶ月間の実習に入った。
・木材の切屑などの掃除や合成板のつや出しから始める。
・企業実習を継続する中で課題の改善を実施。
・本人が就労に対して前向きな為、本人の気持ちを後押ししながら支援する。
 
実習結果
・欠勤も無く出勤できた。
・我慢強くプレッシャーに負けなかった(社長評価)。
・類似の形状で使うものと廃棄するものの区別がつけられなかった。
・ドリル作業や図面を見ての作業もあり苦労した。
 
まとめ
・作業意欲はあったが、家具工場の作業は自分には合わないとの事で、他企業の実習に挑戦する。
 
写真 実習状況 1
 
写真 実習状況 2
 
[改善にあたっての留意点]
・企業側の受入れに必要とする能力要求の確認・職場環境の確認。
・定期的な企業訪問による本人支援。


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