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4・2・4 系統図・電路設計
 機器配置の確定にともない、系統図の確定、これに基づく電線配置、電路配置等の電路設計を行う。ここで作成する系統図の参考例を、図4・5に示す。
 電線の種類に関しては、VDR供給者の指定する電線を使用する、あるいは、VDR供給者に支給させるということで対応するが、一般に、VDRの入力系統の電線については、ツイスト線のシールド付きを使用する場合が多い。
 電路設計に関しては、VDR関係の電線は、電源線を除き、すべて敏感電路系統で扱う必要がある。敏感電路関連のケーブルの布設、ノイズ、ノイズの除去、電路の分離、遮蔽等の扱いについては、レーダー装備艤装工事編「2・3・6 ケーブルの布設」の(8)項(149ページより)参照のこと。
 
図4・4 VDRのシステム構成例
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図4・5 VDRの系統図(参考用)
(拡大画面:174KB)


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