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6・7 振動加速度
(説明)
 式α=0.002・A・2はどうしてできたか調べる。上図のような単振り子をまず考えてみる。
 糸の長さの端におもりmをつけて、これを鉛直面内で振動すれば、この単振り子は完全に一往復してもとの状態にもどる。この時間を周期という。
 そしてこの周期は振幅が余り大きくなければおもりの質量mや振幅には無関係であるが、糸の長さを4倍、16倍と長くすれば、実験上周期は2倍、4倍となる。
 したがって、周期Tと糸の長さとの関係は
 この場合kは比例定数で一定の場所では定まった値をとる。
詳細な計算によれば
 いま物体の振動を単振動と考えれば、振動加速度は上式(4)を応用すればよい。
〔例題〕1kgの物体を起振機にかけ16.7Hz(1,000cpm)の振動数で3mmの複振幅をかけた場合の振動加速度を求めよ。
〔解〕α=0.002×3×(16.7)2=0.006×278.89=1.67〔G〕
(1)直流電動機における界磁電流の増減は毎分回転数とは如何なる関係にあるか説明せよ。
(2)直流電動機の始動トルクを増すにはそのようにすればよいか。
(3)直流電動機の速度変動率を示せ。
(4)単相誘導電動機の始動方式の種類をあげよ。
(5)三相誘導電動機の端子電圧440〔V〕、電流200〔A〕、力率85〔%〕の入力は何〔kW〕か。
(6)上記電動機において効率が92〔%〕であれば出力は何〔kW〕か。
(7)4極、60〔Hz〕の三相誘導電動機が、すべり6〔%〕で回転している同期速度及び毎分回転数を示せ。
(8)11〔kW〕の三相誘導電動機がある。これに給電する必要な変圧器容量を求めよ。ただし電動機の効率は0.855、力率は0.83とする。
(9)風量240〔m3/min〕の空気を風圧40〔mmAq〕で送風するときの軸出力を求めよ。ただし通風機の効率を60〔%〕とする。
(10)積載荷重1,500〔kg〕、昇降速度毎分30〔m〕のエレベータの軸出力はいくらか。ただしつり合荷重率を0.6、巻上効率を80〔%〕とする。







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