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合吟コンクール“出場”に大きな意義
―平成十七年度全国吟詠合吟コンクール出場団体募集―
 独吟や連吟では味わえない、おおらかな魅力、仲間と共同で詠いあげた達成感が堪能できる合吟。その全国コンクールが今年も第三十八回武道館大会の冒頭に開催されます。毎回のように出場される団体が多数ある一方、出ても良い成績は望めないから・・・と躊躇される団体も多いとか。勝敗は時の運、とにかく武道館の舞台を経験されることをお勧めします。
 
 
合吟コンクール開催について
第三十八回全国吟剣詩舞道大会日程
平成十七年十一月十三日(日)午前九時〜午後四時三十分
 合吟コンクールは大会開会直後から概ね正午まで実施され、続いて当年度吟詠・剣詩舞優勝者演舞、記念式典、特別企画吟剣詩舞の後、午後四時頃、合吟コンクール入賞団体発表と表彰が行なわれます。
(1)会場
日本武道館 東京都千代田区北の丸公園二−三
電話〇三(三二一六)五一〇〇(代表)
 
合吟コンクール出場団体募集要項
(1)目的
 吟詠の普及奨励と芸術的向上を目的とします。
(2)募集期間
 平成十七年一月二十日から同年六月二十日
(3)応募資格
 財団公認都道府県吟剣詩舞道総連盟に加盟している会、またはその連合であること。
(4)募集区分
 次の六区分とし、いずれも男女混成による出吟はできません。
A・・・男子
B・・・女子
C・・・学生男子
D・・・学生女子
E・・・総連盟連合男子
F・・・総連盟連合女子
★ 募集区分等に関する注意事項
(1)募集はA〜F各区分ごとに行ないます。同じ区分には一団体につき一組のみ申し込むことができます。別の区分であれば各一組の申し込みができます。
(2)幼年(十一歳未満)グループは特別参加扱いとし、コンクール審査対象外として発表していただきます。
(3)コンクール出場の機会と底辺を広げるため、過去五年間の優勝経験団体が応募する場合は、新しい出吟者のみでお申し込みください。優勝時の出吟者は出場できません。
(4)少壮吟士は出場できません。
(5)申込定員と出吟人数
 各区分とも申込定員は五十五名です。コンクール本番には五十名(最低出吟者数)から五十五名の間の人数で出吟していただきます。
(6)申込書への記入事項
(1)吟題=平成十七年度合吟コンクール指定吟題(別掲)の中から選び、作者名とともに記入。
(2)申込区分
(3)申込団体責任者氏名、住所、電話番号など
(7)出場団体の決定
 八月上旬に最終決定し、出場団体には、合吟コンクール代表者会議開催案内とともにご通知いたします。
(8)決定後の手続き
 出場が決定した団体へは「プログラム記載事項届出書」を送付します。次の事項を確定して記入し、九月二十日までに財団宛お送りください。記載事項の変更は原則としてできません。
(1)出場団体の正式名称と応募区分、所属都道府県連盟
(2)本数
(3)伴奏曲目=財団指定「吟剣詩舞道伴奏集」の何曲目かを選んで記入する
(4)吟題、作者
(5)出場者五十五名全員の氏名(雅号。楷書ではっきりと)
(9)出吟順の決定
 九月三日(土)に開催予定の合吟コンクール代表者会議で、公開抽選により出吟順を決定します。
(10)応募方法
 申込書様式は
(1)財団公認都道府県吟剣詩舞道総連盟(または地区連協書記局)備え付けの合吟コンクール出場申込書に所定の事項を記入、出吟責任者が署名押印したもの
(2)返信用封筒(返信先を記入、80円切手貼付)の二点を、所属する都道府県総連盟事務局へ六月二十日までにお届けください。
 各公認都道府県総連盟では出場者申込書をとりまとめ、六月末日までに財団へ届くようお送りください。
(11)競吟方法
 歌い出しは先導者が一節を独吟し、繰返さず、次の句から合吟に移るものとします。
 
平成十七年度合吟コンクール指定吟題
 
絶句編
赤馬が関舟中の作           伊形 霊雨
楠公子に訣るるの図に題す       頼山陽
大楠公                徳川 景山
芳野懐古               藤井 竹外
中庸                 元田 東野
出塞行                王昌齢
黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る  李白
白楽天の江州司馬に左降せらるるを聞く 元
金谷園                杜牧
望湖楼酔書              蘇軾
 
続絶句編
早に深川を発す            平野 金華
鹿児島客中の作            亀井 南冥
日本刀                大鳥 圭介
天門山を望む             李白
江雪                 柳宗元
 
出吟者の服装など
(1)出吟者の服装は、申込区分A(男子)およびE(総連盟連合男子)は黒または紺系の背広上下、もしくは和服・袴を着用してください。B(女子)およびF(総連盟連合女子)は和服を着用してください。C(学生男子)、D(学生女子)は学生服で結構です。
(2)旅費、宿泊費、その他の経費につきましては出吟者のご負担でお願いします。
(3)こんどの大会も前回同様「高松宮妃癌研究基金奉賛大会」として開催されます。合吟出場者の皆様には合吟席券(三、〇〇〇円)の購入をお願い致します。合吟出場者以外の方には、座席当日指定入場券(四、〇〇〇円)の購入をお願いしています。
(4)出場決定団体の皆様は、全国吟剣詩舞道団体の代表にふさわしい合吟をめざして練習に励んでください。


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