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取材――株式会社 サークオン
 
*おことわり=連載「吟剣詩舞こんなこと知ってる?」は誌面の都合により今月号は休載いたします
 
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水六訓
一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。
 
一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。
 
一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。
 
一、自から清く他の汚れを洗い清濁併せ容るの量あるは水なり。
 
一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。
 
一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化してもその性を失わざるは水なり。
 
 水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。
 
笹川良一
 
OPINION
明日への提言
 
ハンセン病撲滅へ尽力される笹川陽平日本財団理事長(WHO特別大使)に第十一回読売新聞国際協力賞が贈られました
河田和良
 
 本誌「ハンセン病制圧に関するご報告」などでおなじみの笹川陽平・日本財団理事長(世界保健機関〔WHO〕ハンセン病制圧特別大使)に第十一回読売新聞国際協力賞が贈られました。
 読売新聞では、十月二十二日(金)、同社が行なう国際協力活動に貢献する個人や団体を顕彰する読売新聞国際協力賞の第十一回受賞者は、笹川陽平・WHOハンセン病制圧特別大使に決定し、正賞と副賞五〇〇万円が贈られることを発表しました。また、イラク復興支援活動中の昨年十一月に殉職した、在イラク日本大使館員二人を記念して設立された「奥・井ノ上イラク子ども基金」に対して特別賞(三〇〇万円)が贈られることも発表しました。
 世界保健機関〔WHO〕ハンセン病制圧特別大使を務める笹川陽平理事長は、三十年間にわたって、インドなどを中心に治療薬の無料配布や差別解消のための社会活動の支援を続けるとともに、二〇〇一年からは特別大使として世界キャンペーンに従事して来られました。そのかいあって、二〇〇五年のハンセン病制圧目標年を前に、かつて一千万人を超えた患者数は約五十万人に激減したと発表されています。
 授賞式は十月二十九日(金)夜、東京・内幸町の帝国ホテルで行なわれました。
 授賞式で笹川陽平理事長は「長く静かに続けてきた財団の活動が注目されたことがありがたい。全世界で、この病気と差別に闘っている人たちにも感謝したい」(十月三十日・読売新聞朝刊より)と語られました。
 笹川陽平理事長の第十一回読売新聞国際協力賞の受賞を心から、お慶び申し上げますとともに、今後とも一層のご活躍を祈念いたします。
 当財団としても笹川陽平理事長の行なう「ハンセン病回復者支援事業」に対するご支援を続けて行きたいと考えております。吟剣詩舞会員の皆さまの一層のご協力を重ねてお願い申し上げます。


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