[資料20]
平成16年11月29日
海上セキュリティ委員会事務局
第3回海上セキュリティ委員会認識事項
1 今次委員会で整理している「テロの類型」、「テロの態様」については、あくまで検討の切り口の一つであり、海上テロの「定義」付けを行なうものではない。
2 テロ対策の要諦の一つは「未然防止策」であり、テロを起こしにくい環境をいかに醸成・構築していくかが有効なテロ対策を検討していく上での重要な要素である。この事実にかんがみ、第3回委員会における検討は「現状の保安対策等をより効果的に実施していくために、官・民が連携していくべき事項は何か」という観点に軸足に置き、検討を進めていくこととする。
3 従って、検討ワークシートについては、「テロの未然防止」という観点から、シナリオを各フェーズ(段階)に分割し、それぞれのフェーズについて当該事態を起こさせないための有効な対策、または起きた場合に講じるべき適切な措置について、【官】・【民】の現状とその問題点について検討していくこととする。
4 そして浮上した問題点については、これを解決するために【官】・【民】が如何なる方策を講じればいいか、また、右方策の実現のため如何なる連携が必要か、とのアプローチから解決方策を検討していくこととする。
5 他方、予算や定員措置、法制化等の措置が必要不可欠な問題点については、これを明確化するとともに可能な限り具体的な解決施策を「将来への提言」というスタンスで報告書に取りまとめることとする。
第3回海上セキュリティ委員会検討ワークシート
船舶運航支配型
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船舶攻撃型(船艇による自爆攻撃)
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船舶攻撃型(不審物による攻撃)
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