展示
常設展
本館 B1F/1F
●シンボル ホール
私たちは海と船を通じて文化・経済の発展を遂げております。今後も勿論、海と船は深い絆によって文化・経済の発展に寄与していきます。正面は広く資源を求める意味で、七つの海を表す世界地図の大壁面、船によって結ばれ発展する世界の姿を電光地図で紹介し、中央には日本独自の造船技術によって建造された江戸時代の船“弁才船”を展示しています。
●マリンシアター
ここは、海と船と人との交わりを大型映像で楽しんでいただくコーナーです。快適なリズムや、流麗なメロディーをバックに、詩的に凝縮された美しく味わいある映像が大型マルチ映像装置により劇的効果で映しだされます。
(スクリーン:縦6.4m×横12.8m)
●船のあゆみ
船は人類の歴史とともに発達してきました。ここでは、丸木舟から、帆船、汽船そして超電導電磁推進船まで、船の発達の歴史を紹介しています。
●船のしくみ
船の全体像と基本知識を紹介するコーナーです。船の大きさ・能力などを表す基本的な事項をはじめ、船型、船図、抵抗、推進、動揺、復元性、構造、強度などに関する船の基本原理を、模型・パネル・実験水槽などで紹介しています。
●船をうごかす
船を進める装置として人類は機関を発明しました。ここでは、日本で、はじめて開発された舶用大型ディーゼル機関の実験機をはじめ、各種の機関やスクリュープロペラなどを紹介しています。
●船をつくる
船の建造の工程を見せる造船所のパノラマ模型、21,000重量トンの貨物船の実物ブロック、鋼材の実物サンプル、自動切断機の実物などを展示し、設計図に基いて1枚の鉄板から船の出来あがるまでの造船の姿を紹介しています。
●海をひらく
地球の表面積の70パーセントを占める海と人類との共存を考えていくことが、これからの海洋開発の大きなテーマといえます。ここでは海底、海中、海上における海洋開発の姿をパノラマ模型で紹介しています。
本館 2F
●船がはこぶ
日本経済の発展は海運なしでは考えられません。私たちの生活を支えて全世界で活躍する船が、何を運びどのように私たちの生活と結びついているかを紹介しています。
●船と港
近代的な港はどうあるべきか?新しい港湾は海と陸との接点であると同時に一般市民の憩いの場であるという姿になってきています。
このコーナーでは、東京港を例にとり、模型と映像で東京港の過去、現在、未来について展示するとともに世界と日本の港の現状や港の施設、各種船舶の活躍の様子など港の建設を紹介しています。
●船と魚
日本の漁船は海の資源をもとめて、世界のあらゆる海に進出しています。ここでは、日本の漁業をささえる漁船の活躍や状況を紹介しています。
●海の安全
四面を海に囲まれ、その海を利用して発展する日本にとって、船舶航行の安全は欠かせません。このために海上交通秩序の維持、海難防止、災害救助、海洋汚染の防止などに活躍する海上保安庁の業務をパネルや模型のほかコンピュータゲームを使って紹介します。
●海をまもる
海のまもりに日夜活躍する海上自衛隊と所属する艦艇の役割を紹介しています。
また、潜水艦コーナーでは、潜水のしくみを学んだり、潜望鏡の擬似体験もできます。
●Q&Aシアター
各コーナーで得た船の知識をたしかめるため、海や船の質問が用意されています。ゲーム感覚で楽しく復習できる参加型のコーナーです。
●海にしたしむ
海浜、海上、海中など海のあらゆる所で行われているマリンレジャーやマリンスポーツを紹介し、人間と海との接点をさらに近いものにしています。
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