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■“ヴィクトリア&アルバート3世”
 1899年(明治32年)建造。全長430フィート(131.1メートル)。5000テームズ・トン。鋼製船体。2軸スクリュー蒸気船。当時、最大のヨット。女王の最後のロイヤル・ヨットとして建造されたが、就航は女王の亡くなった年であったため、エドワード7世のロイヤル・ヨットとして使われることになりました。
 3代の王室に使用され、1937年(昭和12年)に引退しました。
 
 
エドワード7世が乗船して、地中海のマルタ島のヴァレッタを訪問
 
“ヴィクトリア&アルバート3世”の操舵装置周辺。舵輪とその左右の羅針儀は、ロイヤル・ヨット、“ロイヤル・ジョージ”から歴代のロイヤル・ヨットに受け継がれたものです。
 
 
アレクサンドラ王妃が撮影した“ヴィクトリア&アルバート3世”の船首甲板。(1904年頃)


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