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護岸・置き石で見られる生きもの−(2)
 
カイメン類(☆☆)
 石の陰で薄黄色のかたまりを作ります。穴は口ではなく、水を出す排水口です。スポンジはカイメンの英名です。
 
アカニシ(☆☆)
 10cmにもなる大型の巻貝です。二枚貝を食べています。石の陰に、「孫の手」の先のような卵のかたまりを産みつけます。
 
マヒトデ(☆☆)
 10cmくらいの5本の足を持つヒトデです。色は黄色ですが、中には紫色を帯びるものもいます。
 
シロボヤ(☆☆)
 一見すると、白い石ころみたいに見えます。水中では、入水口と出水口を広げて、水中の微小なエサを吸い込んで食べています。
 
アカオビシマハゼ(☆☆)
 ハゼの仲間で、体にはっきりとしたシマのあるハゼです。体のシマがなくなることもあります。体に比べ頭でっかちに見えます。
 
ユビナガスジエビ(☆☆)
 浅場の石のすきまにいます。体が透明なので見つけづらいですが、割ったアサリなどのエサを潮溜まりに置くと集まってきます。


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