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護岸・置き石で見られる生きもの−(1)
 
タマキビ(☆)
 石のすきまに群れでくらしている、1cmほどの巻貝です。潮がよく引く海岸の上のほうに多くいますが、冬になると下のほうに移動します。
 
マガキ(☆)
 薄いヒダ状の殻を持つ二枚貝です。硬いのでケガに注意しましょう。海岸の石に密着して生息しています。場所によってはイガイの仲間と場所の取り合いをしています。
 
イガイの仲間(☆)
 ヘラ先のような、ちょっと細長い二枚貝です。3種の外来のイガイ類がいます。見分けられればランクアップです。
 
フジツボの仲間(☆)
 エビやカニなどに近い動物で富士山のような殻を持ち、水中で触手を動かしてエサをとります。海岸では5種のフジツボ類がいます。見分けられればランクアップです。
 
フナムシの仲間(☆)
 すばやく移動し、パッチリとしたかわいい目(複眼)をしています。キタフナムシとフナムシの2種がいますが、見分けるのは困難です。
 
ケフサイソガニ(☆)
 泥がたまった石のすきまに多くいます。オスのはさみの付け根に毛のふさふさがあります。小さい時は模様の変化が大きく、白地のものもいます。


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