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海浜・干潟で見られる生きもの−(2)
 
ヤマトシジミ(☆☆☆)
 一番なじみの深いシジミです。今でもたくさんいますが、東京港よりもっと奥の、川の中のほうに多くすんでいます。
 
スナモグリ(☆☆☆)
 干潟の表面に富士山のような盛り土をつくるので、どこにいるか分かります。砂の中から出てこないので捕まえにくいです。エビのように見えますがヤドカリに近い仲間です。
 
アナジャコ(☆☆☆)
 干潟の表面に1〜2cmほどの穴をあけて、砂や泥の奥深くにすんでいます。大きさは10cmに達します。巣穴の深さが2mを超えることもあり、とても採集しにくいです。
 
マハゼ(☆☆☆)
 江戸前の釣り対象の魚として、もっとも親しまれている大型のハゼです。体長は、10cmを超えます。春に生まれて、夏から秋にかけて大きくなります。
 
ヒメハゼ(☆☆☆)
 マハゼより小型のハゼで、体長は5cmくらいです。砂地に多くいますが、保護色で見つけにくいです。
 
カレイ類(☆☆☆)
 東京湾では、マコガレイとイシガレイが多くいますが、稚魚の時は見分けにくいです。春に、干潟や海浜に近寄ってきます。


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