(4)海上の残存油量
海上の残存油量について、拡散シミュレーションの結果(無対策時)と比較した図を、図VI-6.28〜図VI-6.33に示す。
図VI-6.28 海上の残存油量(ケース4)
図VI-6.29 海上の残存油量(ケース5)
図VI-6.30 海上の残存油量(ケース6)
図VI-6.31 海上の残存油量(ケース7)
図VI-6.32 海上の残存油量(ケース8)
図VI-6.33 海上の残存油量(ケース9)
全てのケースで、1回目の回収作業と蒸発により、流出開始から2時間後までに大部分の流出油が海上から除去されていることがわかった。ケース9(図VI-6.33参照)を例にとり、12時間経過後の海上の残存油量を比べると、無対策のときは含水率の上昇により約127[kl]に達するのに対し、回収を行ったときは、3.5[kl]まで減少することがわかった。
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