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(3)体積散乱に関するパラメータ
 底質による体積散乱に関するパラメータ(σ2)は底質の体積散乱成分σv(θ)に影響を与えるが、海底面のラフネスよる散乱値σr(θ)には関係しない。
 0.005 < σ2 < 0.002と変化させた結果として、底質の粒径区分をClay(φ= 9)とFine Sand(φ= 2.5)した場合の2例を示す。
 
図80 モデル出力のσ2による変化(1)
10・log10[σv(θ)]:底質による体積散乱強度
 
図81 モデル出力のσ2による変化(2)
10・log10[σv(θ) + σr(θ)]:海底面の全散乱強度


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