4. バスのDNAはどのように進化すべきか?
[(1)フレキシビリティを生かしたLRTなみのステータス]
利用者ニーズや需要の変化に対応したサービス提供
⇒コミュニティバスやディマンドバス
[(2)車両の改革、先端技術の導入]
バリアフリーへの対応⇒ノンステップバス
環境保全への対応⇒ハイブリッド、バイオマス、燃料電池
[(3)まちづくりの中に位置付ける]
まちを魅力的にする楽しい交通サービスの提供
⇒トランジットモール、都心循環バス
TRANSED セミナー3
「次世代の道路公共交通はどうなるか」
第2部 パネルディスカッション
「道路公共交通のパラダイムシフト」
横浜国立大学大学院
環境情報研究院
助教授 中村文彦
問題提起したいこと
・ニーズの問題
−本当に必要なのか
・インパクトの問題
−プラスのインパクトがあるのか
−マイナスのインパクトはないのか
・フィージビリティの問題
−技術面、制度面、空間面、財源面で、本当にできるのか
ニーズの問題
・都市(都心)に人を効率的に集めるのに有効
・都心(中心市街地)での集積のメリット
・すべてを自家用車にまかせることの非効率
・自家用車を使えない移動制約層への配慮
・公共交通でなくてもニーズは満たせる(NPO送迎システムなど)
・公共交通は嫌い、乗りたくないという人がいる?
・無理に全員乗れというわけではない
・乗りたくない理由は個人にも公共交通にもある
・質の低いものに我慢して乗る必要はない(適正な負担のもとに自家用車を利用することは否定できない)
・歩きたくない人がいるのでは?
・モータリゼーションによって人は歩かなくなっているわけではない
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