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13 赤平火太鼓保存会(あかびらひたいこほぞんかい) (北海道道西)
 
 
演奏曲 鼓響(こきょう)
 
 赤平火太鼓保存会は昭和52年に赤平青年会議所の手により「太鼓を通して子供達の健全なる育成を計る」この様な旗印をかかげ発足し27年が経ちました。当初はメンバー10名が集まり、誰一人太鼓の経験が無く、各市町村に出向き太鼓の指導を受け、それを子供達に教えていました。現在は小学生8名、中学生7名、高校生6名、指導者10名の合計31名が活動しています。10年ほど前から石川県加賀市との友好都市宣言をきっかけに子供達が加賀市に行き、太鼓を通して交流を深めています。
 また、昨年7月には初めての海外公演でサハリンへ行き、日本ロシア交流事業の日本側代表として和太鼓を披露し、言葉の通じない異国の人々に感動の渦を巻き起こして帰国しています。
 現在はその感動の渦を全国大会でも巻き起こせるように日々練習を頑張っています!
 
14 手取亢龍若鮎組(てどりこうりゅうわかあゆぐみ) (石川県)
 
 
演奏曲 手取(てどり)の虫送り(むしおくり)
 
 手取亢龍若鮎組は、川北町が主催する小中学校の生徒を対象とした青少年講座「太鼓教室」の受講生と、手取亢龍太鼓保存会員の子供達で、保育園児から小中学生までの幅広いメンバーで平成10年に結成しました。
 古来より、地域に伝わる「虫送り太鼓」のリズムを基本とし、川北町の自然や文化を表現しています。
 現在は、5歳児から中学3年生までの14名の会員で活動しています。「川北まつり」を始め各種イベントに多数出演、ボランティア活動にも積極的に参加をしています。
 今回は、13名のメンバーで挑戦します。
 
15 掛合太鼓保存会(かけやだいこほぞんかい)和童(わどう) (島根県)
 
 
演奏曲 日倉城太鼓(ひぐらじょうだいこ)
 
 掛合太鼓保存会は昭和53年に町内に働く若者達の熱気によって誕生し、四半世紀にわたり活動をしています。現在、約30名で、これまでに県内、県外そして国外と幅広く活動しています。
 その中で、今回私達「和童」は中学生・高校生14名で編成されたチームです。普段は保存会(高校生)とジュニア(中学生)と別々に練習を行なっていますが、この大会にむけ、互いに競い、励まし、刺激を受け、そして、和太鼓を通し「技」と「心」の向上を目指してきました。そんな私達が今回演奏します「日倉城太鼓」は、戦国時代、毛利・尼子の戦いたけなわの頃、地元掛合の町で起こった戦を基に作られた曲です。曲の情景はのどかな田植え囃子の音頭が町に響き渡る平和な様子から一変、粛々と進む人馬が城を包囲し、大将共の名乗合いのもと、一進一退の激戦を繰り広げます。その様子を独特のオーケストレーションで力強く、また描写的に表現します。
 
16 小城太鼓(おぎたいこ) (佐賀県)
 
 
演奏曲 天空(てんくう)
 
 小城太鼓は伝承と太鼓を通じた仲間づくりや郷土愛を育てることを目的に平成8年3月に結成し、これまで約30名の仲間でがんばってきました。今回の曲は「天空」です。
 天空‐天空海闊(てんくうかいかつ)とは、天のようにさえぎるものがなく、海のように広い心を持っていることを言い、限りなく大きな可能性を秘めている言葉としてつかわれています。自然に対しての思いやりの心を大切にし、自分の信じる道をまい進したい。
 世界の平和を願い、人々の幸福と反映を願って太鼓を打ち鳴らします。







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