(3)防犯環境設計に基づく防犯診断
ア 第1回ワークショップ意見概要
≪暗がりによる不安≫
祝町通、大手通の間の県道沿い水路(お旅周辺)、くすのき通り、アーケード・商店街(22時以降)において、暗がりに対する不安感が高い。
≪人通りが少ないことによる不安≫
夜間人通りが少なく、高齢者世帯等も多いことから不安感を感じている。
≪外国人のたむろ・若者のたむろ≫
コンビニ、平和堂、駅前周辺等において外国人が深夜まで騒いでいる。中学生、高校生と思われる若者が、夜遅くまでたむろしている。
≪マナー違反・いたずら・近隣問題≫
駅前通、駅周辺等で、ゴミ不法投棄、落書き、立小便などのマナー違反・モラル低下に対する不安感が高い。
≪違法駐輪・駐車≫
平和堂周辺、アーケード・公共施設(曳山博物館周辺)等で駐輪・駐車が多い。
≪火災(放火等)への不安≫
閉店後、ゴミを出して帰ってしまう。放火の火種にもなり、火事の心配がある。
イ 不安感アンケート調査結果
≪不安感マップ分析≫
【不安に感じる理由】
不安に感じる理由としては「暗い(43件)」という回答が最も多くなっている。続いて駅前やコンビニエンスストア前での「若者のたむろ(33件)」に対しての不安感も高くなっている。
【不安感箇所の環境特性】
駅前および夜間無人となるアーケード、観光施設周辺、西部水路沿いに不安感が集中している。共有空間、観光客の来訪場所などにおいて駐輪違反、マナー違反などによる不安感が高い。生活道路においては比較的安心感は高い。
図表2-57 長浜駅前および第6連合地区不安感マップ
(ワークショップ作成版)
(拡大画面:370KB)
|
|
図表2-58 長浜駅前および第6連合地区不安感マップ
(不安感マップアンケート調査結果)
(拡大画面:259KB)
|
|
≪ヒヤリハッとマップ分析≫
【犯罪遭遇内容】
泥酔者などの不審者の存在に対しての意見が多い。
駅前商業施設の裏手などの人目につかないエリアでの自転車盗難被害にあっている。
図表2-59 長浜駅前および第6連合地区ヒヤリハッとマップ
(不安感マップアンケート調査結果)
(拡大画面:276KB)
|
|
|