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(3)防犯環境設計に基づく防犯診断
ア 第1回ワークショップ意見概要
≪暗がりによる不安≫
 国道地下道、名神高速高架下、東海道新幹線高架周辺、京滋バイパス地下道、周辺・バイパス下通路(トンネル)などでの暗さに対する不安が見られる。
≪人通りが少ない≫
 国道地下道、名神高速高架下、東海道新幹線高架周辺、京滋バイパス地下道、周辺・バイパス下通路(トンネル)などでの人通りの少なさへの不安が見られる。
≪若者のたむろ≫
 南草津駅周辺の遊興施設、公園、コンビニエンスストア等での若者のたむろに対しての指摘があった、
≪マナー違反、交通違反、迷惑行為≫
 国道地下道、名神高速高架下、東海道新幹線高架周辺、京滋バイパス地下道、周辺・バイパス下通路(トンネル)での落書き・ごみ散乱・交通違反などのモラル低下・雰囲気の悪さが見られる。
 
イ 不安感アンケート調査結果
≪不安感マップ分析≫
【不安に感じる理由】
 不安に感じる理由としては「暗い(159件)」という回答が最も多くなっている。続いて駅前やコンビニエンスストア前での「若者のたむろ(69件)」に対しての不安感も高くなっている。
 
 
【不安感箇所の環境特性】
 駅と学校、住宅を結ぶ南北行きの日常生活動線に不安感が集中しており、特に日常生活動線を分断する形となっている、京滋バイパス、国道1号などの歩行者用地下道に不安(暗さ、人通りの少なさ、モラル低下等)が集中している。車両優先の道路環境整備が行われており、歩行者環境の安全性、安心感を高める配慮が必要である。
 
図表2-34 玉川学区不安感マップ〜北部エリア
(ワークショップ作成版)
(拡大画面:299KB)
 
図表2-35 玉川学区不安感マップ〜北部エリア
(不安感マップアンケート調査結果)
(拡大画面:286KB)
 
図表2-36 玉川学区不安感マップ〜南部エリア
(ワークショップ作成版)
(拡大画面:213KB)
 
図表2-37 玉川学区不安感マップ〜南部エリア
(不安感マップアンケート調査結果)
(拡大画面:302KB)







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