日本財団 図書館


≪配布・回収結果≫
 各地域、市郡規模の層における20歳以上の人口を基に抽出ウェイトを設定し、3,000人の標本数を比例配分した。
 有効回収数は1,815件(60.5%)となった。
 
地域 標本数 有効回収数 有効回収率
大津・志賀 675 421 62.4%
湖南 607 371 61.1%
甲賀 311 198 63.7%
東近江 464 251 54.1%
湖東 351 195 55.6%
湖北 354 209 59.0%
湖西 238 161 67.7%
不明・無回答
-
9
-
3,000 1,815 60.5%
 
≪調査結果の集計表示方法≫
 各地域とも統計的な信頼度が確保できるように、以下のとおりの標本数と抽出ウェイトを設定した
 また、地域別の抽出数が異なるため、有効回収数に集計ウェイトを加重し補正した。調査結果は、この「規正標本数」を基数として集計を行った。
 
地域 抽出
ウェイト
標本数 有効回収数 集計
ウェイト
規正標本数
大津・志賀 1/2 675 421 2 842
湖南 1/2 607 371 2 742
甲賀 1/2 311 198 2 396
東近江 1/2 464 251 2 502
湖東 1/2 351 195 2 390
湖北 1/2 354 209 2 418
湖西 1 238 161 1 161
不明・無回答 1 - 9 1 9
3,000 1,815 3,460
 
イ 各設問結果
≪犯罪遭遇への不安、不安を感じる犯罪≫
 
●犯罪遭遇への不安を感じている人が約半数を占めている
 
 犯罪遭遇への不安については、「たまにある」(40%)が最も多く、続いて「ほとんどない」(37%)となっている。「よくある」、「たまにある」をあわせると、犯罪遭遇への不安を感じている人が県民の約半数を占めていることがわかる。
 
図表1-38 犯罪遭遇への不安(n=3,460)
 
●「空き巣・忍込み」に対する不安が最も高い
 
 犯罪遭遇の不安を感じていると回答した方(n=1,762)が、どのような犯罪種に対して不安を感じているかの結果が下図である。「空き巣・忍込み」(69%)が最も多くなっており、ついで「車上ねらい」(39%)、「自転車、バイクを盗まれる」(39%)が多くなっている。窃盗犯罪に対する不安感が強いことがわかる。
 
図表1-39 不安を感じる犯罪(n=1,762)
 
≪防犯への心構え、具体的な防犯対策≫
 
●約9割の人が、何らか防犯への心構えを持っている
 
 「多少気をつけている」(55%)が最も多く、「よく気をつけている」(33%)との回答とあわせると、約9割の人が何らかの形で防犯を意識していることがわかる。
 
図表1-40 防犯への心構え(n=3,460)
 
●施錠、貴重品管理といった基礎的な防犯対策が大半を占める
 
 防犯への心構えを持っていると回答した方(n=3,058)が具体的にどのような防犯対策を行っているかの結果が下図である。「施錠を確実にしている」(84%)、「車内に貴重品をおかないようにしている」(69%)が多く、基礎的な防犯対策が大半を占めており、「ひったくり防止ネットを使用している」(6%)、「防犯ブザーを携行している」(3%)といった防犯対策を講じている人は少数である。
 
図表1-41 具体的な防犯対策(n=3,058)







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION