2)電動車いすの寸法JIS T9203(電動車いす)
電動車いすの寸法は、JIS規格により次のように定められている。
電動車いす寸法(JIS T 9203 : 2000)
部位 |
最大値(mm) |
全長(L-0) |
1200 |
全幅(W-0) |
700 |
全高(H-0) |
1090 |
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* |
リクライニング機構及びリフト機構を装備する電動車いすは除く。 |
その性能は、登坂力10度(17.6%)以上、段差ののりこえは、4.0cm以上(屋外用)が可能である。一充電連続走行時間は、平坦路4〜5時間位(軽量型)のものが多い。
1999年9月の第2回改正により、電動車いす型式分類(自操用標準型、自操用ハンドル型(電動三輪車)、自操用座位変換型(リクライニング式、リフト式))が設けられ、これらのうち屋内外兼用のものが適用範囲となった。
1)JIS規格(大型)
2)最新型の例
3)手動及び電動車いすの寸法ISO7193,7176/5(車いす)
車いすの形状・寸法ISO(国際標準化機構:International Organization for Standardization)においても基準が定められている。
車いすの寸法の場合、次の最大値を超えない限り国際基準に適合しているものとみなされる。
3. 人間工学的寸法
(1)車いす使用者の人間工学的な寸法
車いす使用者の人間工学的寸法は、以下の通りである。ただしこれはあくまでも平均的な身体寸法であり、年齢、性別、体格、障害の状況等により個人差がある。
注) |
上肢に麻痺がある場合などを考慮すると、設備の操作等の高さは床面から1100mm程度までとすることが望ましい。 |
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