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増補日本汐路の記 全
 
 
神戸大学海事資料館蔵
 寛政8年(1796)に発行されたもので、各港町の紹介や各港間の距離などが記されている。北前船の乗員なども使ったであろう。また、一般町人の旅行案内としてもよく使われたと思われる。
[解読](巻末に解読あり)
 
船磁石
財団法人高樹会蔵(新湊市博物館保管)富山県指定文化財
明治時代
 北前船で使用された磁石。航海中に求めた方位を読みやすくするため、方位が逆転して記されている。
 
算法渡海標的
財団法人高樹会蔵(新湊市博物館保管)富山県指定文化財
天保7年(1836)
 越中の和算家・測量家・天文暦学者である石黒信由(いしくろのぶよし)(1760〜1836)の著。海上にある船の現在位置を、方位磁石や象限儀(傾斜を測る道具)を用いて確認する方法や、真水の精製法など、航海上必要な技術をまとめている。







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