航路図など
西海航路図屏風(六曲一双)
(右隻)
堺市博物館蔵
江戸時代後期頃
四国と九州の全体が描かれた珍しい航路図屏風である。各地の情景や主な航路を描いている。美術的に描かれた要素が大きいが、当時、各地が「海の道」によって結ばれたことを物語る貴重な史料である。
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西海航路図屏風(六曲一双)
(左隻)
堺市博物館蔵
江戸・長崎海陸図
神戸大学海事資料館蔵
江戸時代後期頃
江戸から長崎までを描き、長さは約9mもある。瀬戸内海の地乗り航路と沖乗り航路を記している。トモ近辺では、ホシノウラ・ムロハナなど細かい地名を書き込んでいる。また「此間○里」といった距離も記している。
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