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引札(木版画)
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船問屋并に(ならびに)釘・茶・畳表卸小賣 渡島国江差港 小松
林藤平 小松支店
加賀市 北前船の里資料館蔵
明治16〜17年(1883〜1884)
 北海道の江差の商人の出した引札で、北前船によって加賀に伝わったと思われる。
 ここで商いされた釘や畳表は、備後・鞆の津から積まれた可能性が高い。
 
主な北前船寄港地と関連地
「北前船、寄港地と交易の物語」(無明舎出版 2002年発行)などを参照した。
 
松前屏風(六曲一隻)
小玉貞良筆〔写真パネル展示〕
松前町郷土資料館蔵
 江戸時代、宝暦年間(1751〜1764)頃の作。北海道指定文化財。
 宝暦年間の松前城下町全景が描かれ、寺院、商家、港湾、北前船などの船舶が克明に表現されている。いかに港町として松前が繁栄したかをよく物語る逸品である。
 ここからニシンなどの海産物が北前船によって運び出され、塩、畳表、木綿などが入った。







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