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琵琶湖岸を走る鉄道ローカル線の活性化に関する調査 報告書

 事業名 海岸線のローカル線を活用した地域交通の促進に関する調査
 団体名 関西交通経済研究センター  


琵琶湖岸を走る鉄道ローカル線の活性化に関する調査検討協議会
委員名簿
(順不同・敬称略)
座長 塚口博司 立命館大学教授
委員 奈倉宏治 西日本旅客鉄道株式会社 京都支社 総務企画課長
〃 岸 邦之 近江鉄道株式会社 代表取締役社長
  株式会社オーミマリン 代表取締役社長
(中嶋敏夫)
〃 今井恵之助 信楽高原鐵道株式会社 代表取締役社長
〃 中井 保 琵琶湖汽船株式会社 代表取締役社長
〃 杉山友信 社団法人滋賀県バス協会 専務理事
〃 寺田栄子 滋賀県商工観光労働部 商工観光政策課 観光振興室長
〃 山本良助 滋賀県土木交通部 管理監(交通政策課長事務取扱)
〃 中村宇一 彦根市企画振興部 次長(企画課長事務取扱)
〃 北川仁士 東近江市企画部 企画課長
(藤川政博)
〃 中島芳幸 甲賀市総務企画部 企画課長
(倉田清長)
〃 中谷利治 米原市政策推進部 総合政策課長
(本田正春)
〃 徳野辰夫 近畿運輸局企画振興部 次長
〃 保海幸夫 近畿運輸局鉄道部 技術課長
〃 川口 透 近畿運輸局自動車交通部 旅客第一課長
〃 中西章夫 近畿運輸局海事振興部 旅客課長
〃 木原健次 近畿運輸局滋賀運輸支局 支局長
*( )内は、上記委員の前任者
 
 近年、モータリゼーションの進展、少子高齢化等に伴う沿線人口及び通勤・通学人口の減少に伴い、鉄道ローカル線は都市部の鉄道に比較して、利用者が著しく減少している。また、鉄道事業者の経営環境が厳しさを増す中で、その存続の是非についていろいろな議論がなされているが、沿線の地方自治体においても、その存続に向けての方策に苦慮しているところである。
 一方、近年レジャーが多様化するとともに、旅行形態が家族や仲間といった小グループ化となったことや、モータリゼーションの進展が人々にさまざまな豊かさをもたらす中で、地域の人たちや来訪者の移動手段はマイカーが大半を占めている現状にある。しかしながら、移動の利便性において自動車は鉄道に比較して優位性を持つ半面、交通事故、道路渋滞、交通公害等社会的な危険性を併せ持つと共に、CO2の排出など環境負荷の増大が危惧されており、公共交通利用への転換を進める方策が求められている。
 滋賀県においても、人と環境に優しく魅力と利便性の高い公共交通機関の長所に着目し、「滋賀らしいエコ交通の推進」の観点から、鉄道の整備・利用促進が課題となっている。特に近江鉄道・信楽高原鐵道は、県の東部から南部に至る主要軸に位置し、沿線には企業や学校等が多く立地しているにもかかわらず、利用者数は減少傾向にあり、さらなる利用促進策の展開が必要となっている。
 本調査は、鉄道路線と沿線の地域資源とのかかわり方、鉄道路線の営業状況等を把握して整理するとともに、沿線の地域資源の効果的な活用等により、自動車から鉄道ローカル線(琵琶湖東岸地域の近江鉄道・信楽高原鐵道・JR草津線)利用への自発的な行動に変化させる方策等を、生活者・来訪者それぞれの視点にたって検討することにより、ローカル線の利用促進と鉄道を核とした町づくりの展開に向けた基礎資料とすることを目的とする。なお、広域的な観光という点から、新幹線新駅の活用も併せて検討することとする。
 
 滋賀県の近江鉄道・信楽高原鐵道・JR草津線およびこれらの沿線地域を対象とした。
 
(1)調査フロー
 
 
(2)調査内容
 
i. 基礎調査
 対象路線、対象地域の現況把握のため、既存資料等から基本的なデータを取りまとめた。
○対象路線の基礎データ(利用者動向、経営状況、利用促進方策実施状況、等)
○対象地域の基礎データ(人口、沿線の資源、観光交流の動向、等)
 
ii. 他地域事例の収集
 海岸線を走る他地域の鉄道ローカル線の状況や、地域と連携した鉄道利用促進の取組事例を収集整理し、対象地域における課題整理や活性化方策検討の参考とした。
 
iii. ヒアリング・アンケート調査
a. ヒアリング調査
 鉄道事業者や沿線の自治体にヒアリング調査を行い、鉄道路線の輸送状況、営業状況等を把握すると共に、利用促進方策・課題等を抽出した。
<ヒアリング対象者>
・近江鉄道 株式会社
・信楽高原鐵道 株式会社
・西日本旅客鉄道 株式会社
・関係自治体
 
b. アンケート調査
○利用者等アンケート
 対象路線の利用者を対象に、鉄道利用実態や課題・要望等を把握した。
 
○観光客アンケート
 沿線の観光地への来訪者を対象に、利用交通機関や鉄道利用の課題・要望等を把握した。
 
○事業所アンケート
 鉄道沿線の域内に立地する比較的規模の大きい事業所とその従業員を対象に、従業員の鉄道利用状況、自家用車からの転換の可能性等を把握した。
 
iv. 課題整理
 i〜iiiを踏まえ、対象路線及び地域の課題を抽出・整理した。
 
○鉄道ローカル線利用に係る地域住民、来訪者からみた課題
○鉄道と地域資源へのアクセス、ハード整備の課題
○モビリティ・マネジメント(MM)の側面から見た課題
○観光から見た課題
 
モビリティ・マネジメント(MM)
 一人ひとりの移動が、個人的にも社会的にも望ましい方向(過度の自動車利用から公共交通・自転車等を適切に利用する方向)へ自発的に変化することを促すコミュニケーション施策と、その自発的変化をサポートする運用施策とを合わせた交通施策の総称
 
v. 鉄道ローカル線の利用促進策の検討
 地域資源を活かした四季を通じての鉄道ローカル線の活用方策や利用促進策などの活性化方策を策定した。
 
○鉄道自体のサービス向上
○鉄道駅を核としたまちづくり
○モビリティ・マネジメントの展開
○地域資源の活用による観光推進
 
vi. 利用促進諸施策の進め方提示
 地域資源を活かした魅力づくりを基本に、ローカル線の活性化方策の推進体制などについて検討し提言した。







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更新日: 2019年9月21日

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