図3-58
FM-CWレーダーに対する新マイクロ波標識の応答レベル
(a)レーダー出力電力1Wの場合
(b)レーダー出力電力10Wの場合
以上の検討により、遅延合成方式の新マイクロ波標識はパルス圧縮レーダーとFM-CWレーダーに対しては実用上問題のない信号レベルを与え得る。また、既存の単一パルスレーダーに対しては、レーダーパルス幅が狭いため遅延合成に伴うレベル重畳が少なく、従来ビーコンと比較して低い受信レベルとなる。