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2. 新潟県聖籠町(平成17年2月26日)
子どもと交わろう会 in聖籠中 〜おやじの会立ち上げへ向けて〜
2月26日(土)@聖籠中
参加者25名(男性16名 女性9名)
1. 自己紹介ゲーム
 
2. 子どもに関して気になっていること
(1)子どもと社会のかかわり
人間関係を上手に築けない 想像力の低下 人を想う力が失われている
外で遊ぶ場所がない 社会の複雑化
(2)子どもと親の関係
親掛かり 自立できない 危険を避けさせすぎている(過保護)
ニート・フリーター・パラサイト 自立しなくてよい
(3)子どもの将来
希望が持てない ⇔ 大きな力を持っている 過小評価しすぎ
 
3. おやじのやりたい事・できる事・求められている事(3班に分かれてワークショップ)
A班
・疲れているので週末は休みたい⇒好きなことで関わるのならOK(趣味など)
・長く続くこと、子どもが学校を卒業しても関われること(植樹はいい例)
・関わりすぎはよくない、バランスが難しい
・やはり母親の強制力は大きい、父親にとっては子どもの情報源
・出番を作ることが必要(野球部の応援はお父さんたち)
・男は社会的意義で動ける
・責任問題が面倒、危機管理
 
B班
・会社以外の人との付き合いがない、もっと多様な人とつながりを持って欲しい
⇒ 子どものためでなく自分のため
・学校に足を向けて欲しい、じっくりと話がしたい
・きっかけをどうするか、仕掛け人は?
・実は参加したい ⇔ 建前が必要、はずかしい、好きだから来ましたは言えない
・卒業しても関わることが望ましい
・みらいのたね おやじ係というのはどうか
・各地にみらいのたね・おやじ係をつくりネットワークを組んだら面白そう
・聖籠中共育観光ツアー
・やはり飲み会は必須
 
C班
・地域のボランティアとして場を父親に与える
・学校という単位にとらわれなくてもいいのでは
・低学年のおやじは子どもと出やすい
・高学年になるほど難しい、子どもの卒業とともに離れていく
・いかにおやじを引き出すかはお母さんの役割
・学校や地域がお父さんに呼びかける
 
4. まとめ・ふりかえり
 全体的な意見として、今日の会に来てよかった・自分と社会の関係について考えさせられた・会を重ねて人とのかかわりを深めたいという声が多かった。おやじの会立ち上げというよりも男とは何かという話で盛り上がった。その中でも「関わりたいけど大義名分がないと行けない」という意見に対して同意が多かった。また聖籠中学校がかなり特徴的な学校なので、学校を利用して様々な活動ができるのではないかという意見もあった。そしてみらいのたねの一部組織としておやじ係を作り、活動するという意見も出た。やはり飲み会の必要性に対しての意見も多かった。
 
 
 
 
 
 







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