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Aグループ ワークショップ「“おやじ”の学校デビューを推進するために」
  学校 地域
○お父さんに参加して貰うためには ◎ 参加したのは危機意識から。社宅に住んでいるが、社宅を出てゆくときに、外の世界を何も知らない状態で出てゆくことになる。でも、自分はそうはなりたくない。そのことに周囲の人間も気づけば違うと思うが。妻は自分の活動を応援してくれている。校長は理解がある(久野)。
◎ PTAとは別組織で行っていたが、色々な理由から中に入った。うちは、会員制とか登録制という制度はとっていない。学校の保護者なら参加資格がある。お子さんが学校を卒業した場合は、OBとして顧問として活躍してもらっている。子ども向けイベントを行えば、親は付いてくるもの。ただイベントが終れば親は来なくなるので、イベントを行ったことによる熱が冷めないうちに、次のイベントを行うようにしている。(伊藤)
◎ 時間が空いてしまうと、実行する側のモチベーションも下がってしまう。ただ、パワー(負担)のこともあり、リーダーを交替している。やっている側も楽しいと思えるような工夫が必要(船切)。
◎ 肩肘張らずにやっていきたい。
◎ 「水野の森」という活動は、一応学校から離れているが活動している。地域の親父の会にみんなが入る方向がいいと考える(渡辺)。
◎ 新入学生の保護者会や入学式が終ったあと等で、会の話をするようにしている。ただ、参加者(活動者)が増える方法としては、一本釣りや知り合いの知り合いといった方法。その方が活動も長く続くのでは?母親の紹介はない(船切)。
◎ 夫婦の参加が長続きする。デビューのタイミングが大切。会長はみんなの顔を覚えていて、いつでも「ヨオー!」と声を掛けられることが大切。参加してくれた人に対して、寂しい思いをさせないようにすることが大切(久野)。
◎ 地域の行事に対して、どう接点を持って聞くかが大切(山本)。
◎ お父さんは役割がないと参加してこない。一方で、先に役割を与えておいてしまうと来ない。一本釣りが有効。食べ物や飲み物を用意してあると有効。コーディネートする側は、頃合の見計らいが必要。夫婦できた人には、両方に声を掛けている(橋本)。
◎ お母さんの力は大きい。3年がかりで立ち上がった。お母さんたちの集まる場所で、お父さんたちの情報を集めた。例えば、スポーツのコーチをしている人がいるなど(渡辺)。
◎ 目黒と世田谷の境界に近いところにいる。スポーツクラブのリーダーとかにも会うが、個人では出来ることに限界がある。教育委員会に話を持っていったら、こういうのは上からやるものでないと言われた。また場所によって温度差がある(稲川)。
◎ 親父の会は世田谷に50いくつもあるのに、目黒にはない。学校による違いは何なのか?地盤?校長?区内で行われるイベントとかにも目を配るようにしている(山本)。
◎ 対抗ソフトボール大会をやったら、母親や子どもも一緒に来た。そのことで、お父さんたちの気持が高まった。親父が大切というのは子育ての問題だけでなく、地域での違法ポスターの撤去など、地域のクリーン化など、重要性は高まっている(渡辺)。
◎ 必ずしも学校中心でないことでも、親父同士で活動することもある(伊藤)。
 
○参加したお父さんに継続して来て貰うには ◎ 今の地域では難しい。一本釣りでこれはと思う人には声を掛けている。地元には行事もなければ、自冶会もないので、尚更難しい面がある。行事を作っていく中で、保護者(父親)の中で、リーダーになれそうな人に声を掛け、更にその次に続くような人を見つけるようにしている。学校としては、施設解放等、できることはやっている。学校によって地域との関わりの姿勢は色々あると思うが、当り障りのないようにというところが多いように思われる(小野)。
◎ 狭山では比較的、活発な方。むしろ、おやじの会か学校に対して提案をするところもある(渡辺)。
◎ 会の発足のきっかけは、キャンプをしたいという要望があがったところから(伊藤)。
○より多くのお父さんに参加して貰うには
 
Bグループ ワークショップ「“おやじ”の学校デビューを推進するために」
  学校 地域
○お父さんに参加して貰うためには ◎ 特にテーマを分けず、おやじの会のあり方についての総合的な話し合いとなった

出た意見

○ 負担(金銭的・時間的)にならない、気楽に来られる(来ない人を攻めるのはダメ)。
○ 終った後の楽しみ(酒)は必要→コミュニケーションの拡大。
○ 単発でなく定期的(毎月土曜一回等)に行うことが必要(スタッフが集まらない)。
○ 子ども自分の親父が、何が得意かを聞いてもらい参考にする(お父さんリサーチ)。
○ 子どもたちのためと言う意識をもつ。
○ 役に立つことがモチベーション。
○ 一緒に学べる教育的なものの方が良いのではないか→子どもたちにかんがえさせる、学校でやってない視点。
○ 父親自身も興味がわくもの(コンテンツ内容の工夫)。
○ 父親に地域の人に必要とされているということを自覚してもらう(場の提供)。
○ 地域性を盛り込む、郷土愛、地域に対して子どもが興味を抱くようにする。
○ PTAにはできないことを味付けとして行う。

◎まとめ

○ お父さんたちがそれぞれ得意なことを活かし、おやじの会の中に自分の役割があり、地域に必要とされているということを知ってもらいモチベーションがでるようにする。また、そのために子どもたちに父親の得意分野に付いてのアンケートを取るのも良いのではないか。
○ 内容としては、地域性を盛り込み、その地域に合った形でやるということが重要。そして子どもたちのためにという意識を持ち、また、父親自身も楽しめるようなものにする。
○参加したお父さんに継続して来て貰うには
○より多くのお父さんに参加して貰うには
 
Cグループ ワークショップ「“おやじ”の学校デビューを推進するために」
  学校 地域
○お父さんに参加して貰うためには ◎ 飲み会だけでは終らない(アルコールはやはり必要)
◎ 難しいことは言わない、楽しめて笑える事を行う
◎ 好きなことをまず始める
◎ 前向きに校長先生、教頭先生だけでなく他の先生方にも参加して欲しい
◎ 担任の先生からお願いしてもらう
◎ もっと積極的に行って欲しい
◎ 低学年、新入生の親が最も感心が高い→ここが狙い目
◎ 活動を継続すること(大小に限らず)
◎ PTAとあまり近づかない(活動が制限される)
◎ 今が集めるチャンス
◎ 子ども楽しかったという声・・・キチンと態度を教える、しかる事も必要
○参加したお父さんに継続して来て貰うには ◎ 飲み会は必要(お母さんは容認する)
◎ 難しいことは避ける
◎ きっかけを作ってやる ◎ 子どもが卒業したら→自分の子どもに関係なく行える環境が必要
○より多くのお父さんに参加して貰うには ◎ 広報、募集、口コミ
◎ 後継者、子ども同士のつながり
◎ 知り合いのつてをたどる
◎ お知らせ
◎ 学校にとっては「仕事」になるので注意
◎ 回覧版、お知らせ
◎ 子どもがいない大人(若い人、お年寄り)を集めるような環境
◎ 地域で子どもを育てていくムードを伸ばす
◎ 年配の方も一緒に何かをやってもらう(出番を作る)







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