ンゴマ中学校学校寮改善プロジェクト
対象地域:ザンビア
申請隊員:梁瀬 二朗(平成13年度2次隊・環境教育)
申請内容:
ンゴマスクールは、ザンビアの国立公園内に居住しながら就労している人々の子供が通う学校で、子供たちは親元を離れて宿舎生活を送っている。
しかし、国立公園内の学校であることが理由で、政府の支援等も受けにくい状況で、校舎や寮の老朽化は進み、子供たちの生活する宿舎は未完成のまま使われている。
ガラス窓や照明設備を設置することにより、子供たちに安全で健康的な生活を提供することができ、またそれによって学習効果の向上も期待される。
支援金使途:宿舎改善にかかる材料・工事費等
活動の経過と報告:
プロジェクト実施中に同地域内で日本人観光客銃殺事件が起こり、隊員が首都待機を命じられた後、任地が変更になるなど、再開が大幅に遅れ、再開後も困難が残った。
工事の終了を確認に行った際、当初の計画になかった追加工事が必要となり思わぬ出費があった。
今回は完了を急いでいたためプロジェクトの資金から支出したが、本来ならメンテナンスは定期的に寮の使用量を集めるなどしてプールしておくべきだと思った。
為替差益などを見越して百科事典などの図書を購入したが、予想外の出費で隊員の個人的な負担になってしまった。しかし生徒だけでなく教員にも非常に感謝されており、工事の完了を見届けることができずに帰国することは残念である。
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