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〜めんばーさんからの投稿から〜
 
≪願望≫ (原文を一部訂正して記載してあります。)
 
 センターにはもうずっと行っていない。
 行くと自分がどうなるか知っているから。
 僕は伸びていく時間は一秒たりと我慢ならない。
 何らかの行動で時間の消費を促す事しか出来ない。
 きっと探すはず、時間を消費出来るものを。
 でもあそこには何もない。
 人しかいない。会話しか出来ない。
 会話で時間を削るしかあそこでの僕の存在方法はきっとない。
 人を捕まえ無理やりにでも話題を作り話しこむ。頭をフルに回転させながら。
 センターでの友達が欲しかった。
 会話できる人が欲しかった。
 でも必死な僕を見て誰もが避けていく。
 ベイビー当然だけど僕も疲れるんだ。
 嫌な事は互いにしない方がいい。
 でも今までいつだってそうして生きてきた。
 
 094により記憶を失った僕は仕事も出来ない。
 ○○に勤めギョウザだけを作る。
 ラーメンは作れない。作らせてもらえない。
 でも仕事の出来ない奴は考えてもいないなんて誰が言った?そんな目が僕を包み込むんだ。
 そしてそれに坑わない僕がいる。
 時間に対する皆の感じ方が違うのは知っている。僕と同じタイプの人があまりいない事も知っている。
 退屈な概念に支配されなくては生きて行けない事も多分、知っている。
 拷問のような毎日。
 家にいても煙草を吸うかゲームをするしか道がない。
 好きな人について考える事ももう忘れた。
 意図的に食欲を重視しても妄想を膨らませても独り言を言っても、何を何をも変わらない。
 目の前には時間が無造作に広がるだけ。
 行動により切り崩される事のみを待つ、時間が無限に広がるだけ。
 
 ああ、話の出来る友達が欲しい。
 学校は友達を作る上ではかなり画期的な場所だったんだね。
 退屈な概念の集積地であるその場所にさえ目をつむれば話の出来る奴は周りにいたはずだ。
 でも今では長すぎる時間に行動全てを阻まれたヤな思い出以外忘れてしまった。
 その頃友達も、全て。094では友達を失った。
 家、学校、会社。僕はどこにいてもそこで何をすればいいのか分からない。
 また時間の消費に大きく関与する友達との会話も出来ない。
 友達は一人もいない。またそれを作る機会もない。
 仕事も出来なく何をもって時間に向き合えばいいのかの答えだだ出ていない。
 何もない。手から零れ落ちる流砂の如く/今の僕には。
 でも今の僕はこれでもまだ上出来だろう。
 可愛い娘を並べどうしょうもない思いをぶちまける。
 そしたら僕はきっとスーパーヒーロー。
 
 
■講演会の準備など全ての活動に言えることですが、大変だった分だけ充実感もあり、自分自身も成長できた、そんな1年でした。
■失敗したことや足りなかったところは、「次回できるように」意識してみる。成功したことは、「自信」につなげていく。そんな活動をこれからもみんなで続けていきたいと思います。
■また頑張ろうと思えるのは、たくさんの人たちから協力してもらっているからです。
■“しんどい時に代わってくれて”、“失敗した時には、フォローしてくれる”そんな皆さまに、感謝、感謝です。
これからもよろしくお願いいたします。
 
■1年間お疲れ様でした。
■最後、まとめ集をしていた時、「本当にこの1年間いろんな人、いろんなことを会の活動として、行なってきたんだなぁ」ということを実感しました。
■この1年間、私は、会の活動の手伝いをほとんど出来ませんでしたが、私自身は会の活動を通して、とても楽しい経験をさせて頂きました。
■いろんな企画の立案や運営を行なうことって、結構楽しいものですね。
■カモンミール倶楽部に少しでも興味をもっている方たちは、躊躇わずに(ためらわずに)どんどん活動に参加してみてはいかがでしょうか?
■きっと楽しい時間を持てますよ。
 
■今回の事業内容は、どれもみんな私たちには必要だったと思います。でもひとつひとつが、大きな企画の運営でしたからまとめ作業は大変な労力がいりました。
■まとめ集のイメージをたたき出すのに時間がかかりすぎて、何度あきらめかけたことか・・・改めて、随分欲張りの企画だったかなあ・・・とも思ったけれど、たくさんの収穫があったことを素直に喜びたいです。
■このまとめ集は、日頃忙しい中で時間をやり繰りして各自の出来る範囲で精一杯協力していただきました。活動の中で知り合ったメンバーさん(当事者)の方たちの大きな大きな協力もありました。この中から少しずつ症状が変化していく過程を目の当たりに出来たことは、とても喜ばしいことでした。今後の活躍を見守っていきたいと思います。
■この「まとめ集」が障害に対しての誤解と偏見が少しでも緩和されることを心より願っております。
■この1年間、「カモンミール倶楽部」に関わっていただきました全ての方々に心より感謝申し上げます。
 
※この「仲間と共に歩んだ1年間の活動まとめ集」は、市民団体「カモンミール倶楽部」が発行しています。この冊子の件での問合せは、資料内の会ご案内の連絡先までお願いいたします。
※尚、この冊子の複製等は必ず会の方まで問合せをお願いいたします。 2004/3
 
日本財団の事業申請内容
2003年度 事業計画概要
 
事業名 精神に障害のある人達への支援事業
団体名(国名) カモンミール倶楽部(日本)
住所 〒920-0266 石川県 河北郡内灘町大根布1-111
電話番号 076-286-8947
URL
期間 2003年4月1日〜2004年3月31日
助成金額 890,000円
 
目的
 
精神に障害のある人や家族への“誤解”と“偏見”をなくし、障害に対する理解を深め、お互いに支え合って、地域で安心して生活が送られるように支援してきた。これまでの成果のさらなる発展に向けての準備として助成金を利用し、会の活動を広く知ってもらうことで支援の輪を広げていくことや人材育成によって活動会員の“質の向上”及び“中心スタッフの確保を強化する”ことを目的とする。
 
目標
 
・講演会や交流会を開催し、障害に対する理解を求めていく。
・スタッフ作りを定期的にする。
・事業の成果の「まとめ集」を作成する。
 
 
事業内容
 
精神障害者に対する誤解と偏見をなくし理解を深めるための人材育成及びスタッフ確保事業:
1. 講演会−2回、100名/回(うち一般市民半数)
2. 調理ボランティアの技術アップ研修と食事交流会−4回、40名/回
3. ピアカウンセリングの集中セミナー1回(3日間)、15名
4. 事業の「まとめ集」作成−200部
 
*収支予算の算出内容再提出のため予算金額変更。
 
成果物
 
・精神保健関連にこれまで関心のなかった人達に理解してもらえる。
・障害のある人への支援者が増える。
・ボランティア参加者の調理技術の向上と利用者(昼食サービスの)さんも含めて、食に対する意識も向上する。
・講師を招いて集中セミナーを実施することで、障害のある人をより深く理解できるようになる。
・「まとめ集」を作成して啓蒙活動に利用する。







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