海の鳥―ケイマフリ
岩で羽を休めるケイマフリ(歯舞群島)
Photo:H.Kobayashi
ケイマフリ
(Cepphus carbo)
全身は焦げ茶色で、目の周囲はたれ目のように白く、足の赤さが目立つ鳥で、夏に北方四島沿岸で繁殖しています。北海道では急激な減少が続いていますが、北方四島沿岸には現在も極めて多く生息しています。雌雄が鈴を鳴らすように鳴き交わすことから、「海のカナリア」と呼ばれています。
美しい声でさえずりながら飛び立つケイマフリ
(歯舞群島)
Photo:H.Homma