生態学的特徴 33
題名 |
Variations in the structure, morphology and biomass of Caulerpa
taxifolia in the Mediterranean sea. |
著者名 |
MEINESZ A., BENICHOU L., BIACHIER J., KOMATSU T., LEMEE R.
MARI X. |
誌名 |
Botanica Marina |
年 |
1995 |
巻・号・ページ |
38:499-508 |
キーワード |
イチイヅタ、現存量、形態学、地中海 |
要約 |
地中海に生育しているイチイヅタを水深別と基盤別に採集した。また、フランスのマルタン岬の水深9mで、毎月イチイヅタを採集した。
匍匐枝は、一年の間に150〜352m/m2と変化した。仮根部は、年を通じて変化は見られず、長さは1本当たり1.63〜4.3cmだった。葉状部の数は、5100〜13920枚/m2と季節変化が見られた。最高値は、春の25000枚/m2であった。夏の終わりから秋にかけて、葉は、枯れることはなく、少し分枝する。しかしながら、冬から春にかけて、葉は枯死するか、葉の先が切れてしまう。
また、水深9mに100%の比度で生育するイチイヅタは、年間を通じて一定で、平均500gdw/m2であった。
(A)イチイヅタの秋個体、(B)イチイヅタの冬個体
1.5mもの長さの巨大秋個体
イチイヅタ匍匐枝の年変化
Fig. 3. Cumulative length of C. taxifolia stolons, from March
1992 to April 1993 (Cap Martin, at 9m).
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(A)光の少ないところの個体(B)光の多いところの個体
葉状部の数の年変化
Fig. 7. Monthly variation in the number of primary fronds from March 1992 to April 1993 (Cap Martin, at 9m).
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Fig. 10. Monthly variation in C. taxifolia biomass from March
1992 to April 1993 (Cap Martin, at 9m).
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その他 |
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