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祝辞
高知県知事 橋本 大二郎
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第11回全国中学生なぎなた大会の開催、誠におめでとうございます。
 また、全国から参加されました選手や監督の皆さんに対し、全国大会への出場をお喜び申し上げます。
 この大会が、高知市を会場として盛大に開催されますことを大変うれしく思いますし、県民を代表して心から歓迎申し上げます。
 高知県では、昨年『よさこい高知国体』が開催され、県民のスポーツに対する関心も非常に高くなっています。このような中、この大会がなぎなたの普及と発展、心身共に調和のとれた中学生の育成を目的として開催されますことは、本県のスポーツ振興に大いに寄与するものと確信しています。
 スポーツに打ち込むことは、健全な心身を培い、毎日の生活に活力を与えるとともに、生涯にわたってスポーツに親しむ基礎となるものです。
 どうか、日ごろの練習の成果を十分に発揮し、はつらつとした競技を展開してください。
 そして、全国各地から集まった仲間との交流と友好の輪を広げるとともに、本県の文化や名所などにもふれていただき、本大会が心に残る大会となるよう願っています。
 終わりに、本大会の開催に御尽力された関係者の皆様に深く敬意を表しますとともに、本大会のご成功を心からお祈りして、お祝いの言葉といたします。
 
 
財団法人 日本オリンピック委員会
会長 竹田恆和
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第11回全国中学生なぎなた大会が盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
 本年で第11回目を数える今大会は、中学校教育の一環として中学生に『なぎなた』を実践する機会を与え技術の向上と普及を図り、心身ともに調和のとれた健全な中学生の育成と生徒相互の親睦を図ることを目的とするとともに、将来性豊かなジュニア選手の啓発を推し進め、世界選手権大会等の国際舞台において世界のトップアスリート達と伍して競技できる選手を育成し、友情、連帯感、フェアプレーの精神を持って相互に理解し合える若人を育てることをも意義としております。
 今大会に参加される選手の皆さんには、日頃鍛えられた技を充分に発揮され、正々堂々と全力で競技されることを希望するとともに、将来、日本を代表し国際大会に出場する選手として、また、スポーツを通して世界平和に貢献出来る選手として大きく育たれることを期待しております。
 終わりに、本大会の開催に向けてご尽力された財団法人全日本なぎなた連盟をはじめ関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、大会のご成功を祈念し挨拶の言葉とさせて頂きます。
 
 
財団法人 日本中学校体育連盟
会長 小野具彦
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第11回全国中学生なぎなた大会、おめでとうございます。この大会が高知県で関係者のご熱意により盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
 さて、全国から参加されました選手・監督の皆さん、日頃の稽古で修練されました技と気力を十分に発揮され、勝利を目指して下さい。
 また、この大会が日本古来の伝統武道である「なぎなた」を競い合い、全国中学生の愛好者が増える機会になることを期待します。
 今日、参加された中学生の皆さんは、なぎなたに取組むことで正義感や公正を重んじる心を体験できます。そして、生活をより豊かにし、感動する機会に恵まれることは、名誉であり、大切なことであります。
 終わりになりましたが、大会関係者のご苦労に思いを寄せながら、この大会の成功を心から願い、挨拶とします。
 
 
高知市長 松尾徹人
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第11回全国中学生なぎなた大会が、全国各地からフレッシュな皆さんをお迎えし、盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げますとともに、ご来高を歓迎申し上げます。
 本大会は、中学教育の一環として心身ともに調和のとれた健全な生徒の育成と、相互の交流を図ることを目的として開催され、若人を育てる大会として、大変意義深い大会ではないかと存じます。
 昨年高知県では、『よさこい高知国体』が開催され、本市では夏季・秋季合わせて13の競技が開催されました。
 大会では、中学生や高校生のボランティア活動を始め、市民が主役の一人一役運動の成果によりまして、参加されました選手・役員の皆さんから大変好評を得、無事終了することができました。
 本市のなぎなた競技は、中学校の部活動として取り組んでいる学校は大変少なく残念に思っているところでございますが、そうした中で昨年の高知国体では、皆さんの少し先輩になる少年演技の部で見事に優勝を飾りました。
 昨年の国体での優勝と本大会の開催を契機として、なぎなた競技の普及発展、競技人口の拡大に大きな期待を寄せているところでございます。
 皆さんには、せっかくのご来高でありますので、高知の歴史や文化、また人情・風情にも親しく接していただき、思い出に残る大会となりますよう願っております。
 終わりに、本大会の開催にあたりご尽力いただきました関係各位に深く敬意を表しますとともに、本大会のご成功となぎなた競技のますますの普及・発展をご祈念致しまして、歓迎のことばといたします。
 
 
高知県なぎなた連盟
会長 藤本佐和子
 
 全国各地より参加されました選手、監督、役員の皆様、ようこそ南国土佐へお越し下さいました。JOCジュニアオリンピックカップ第11回全国中学生なぎなた大会が、ここ県民体育館において、かくも盛大に開催されますことを誠にうれしく心より歓迎申し上げます。
 昨年、本県一円において単独開催されました『よさこい高知国体』のなぎなた競技は、土佐清水市で実施され、皆様のご協力により成功裡に終了致しました。
 さて、高知市は築城四百年の歴史を数え、山内一豊公、二十四万石の城下町として栄え今日に至っております。その山内家公様であられました伏見宮貞愛親王の第一王女、故、禎子夫人は、全日本なぎなた連盟初代会長となられ、なぎなたをこよなく愛し、なぎなた道一筋に情熱を捧げてこられました。
 中学校教育の一環であるこの大会が、さらに大きな友情の輪を広げ、思い出深い一日となりますよう祈っております。また、日ごろのお稽古で培われました力と技の成果を思う存分発揮され、なぎなたの理念の基、中学生らしいはつらつとした試合を展開されますことを期待致しております。
 終わりに、本大会の開催にご尽力いただきました全日本なぎなた連盟をはじめ、多くの関係者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、高知に来て良かった、参加して良かったと言っていただけるような有意義で実り多い大会となりますよう願いながら、歓迎のご挨拶といたします。







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