日本財団 図書館


平成15年11月9日
No.2003-05
 
六小おやじの会へのお誘い
 
 今日は国際理解のための「カレー&ラーメンづくり体験」へのご参加ありがとうございました。
 
 さて、私達六小おやじの会ではこれからもいろいろ楽しい企画を立てて実行して行きたいと考えておりますが、この会は発足したばかりでまだまだ人数も少なく、もっとたくさんのお父さん達のお手伝いを必要としています。
 
 六小のお父さん達の中で例えば仕事と家庭の他に、何かもうひとつ別の仲間が欲しいとお考えの方、あるいはお父さんとして子供達と何かしてみたいがきっかけがつかめない方などいらっしゃるのではと思いますが、そんな時せっかく子供を同じ六小に通わせているお父さん同士で知り合い、何かを一緒にやってみるのもひとつの手だと思います。
 
 六小おやじの会は決して堅苦しいものではありません。
 現在の活動は、毎月第三土曜日の夕方5時より、定例会として六小のミーティングルームに集まり、今学校の現場ではどのような事が行われているか、おやじの会としてどのような活動をして行くか、その他何でもざっくばらんに話し合う場を設けております。校長先生、教頭先生にもお時間の許す限りご参加頂いています。
 そしてその後は、メインイベントでもある、場所を近所の居酒屋に移しての楽しい親睦会へと突入です。
 
 皆さんも一度参加してみませんか?
 ご希望の方は下記へご連絡ください。
 
小平六小おやじの会
 
daddies6-owner@egroups.co.jp
代表  船切 誠  FAX: 042-342-5467
電子メール:makoto@funakiri.jp
 
 事前の連絡は面倒だと思われる方は、直接上記の定例会への乱入も歓迎致します。
以上
 
小平六小おやじの会
 
「六小おやじの会」ができました!!
小平六小地域父親ネットワーク
関連ホームページ:http://www.egroups.co.jp/group/daddies6
 
 
 八王子では「サタデースクール」という制度を、市のバックアップで行っております。年間6万円、これを3カ年間支給する制度があり、近隣の下柚木小学校とか松木小学校と同様、宮上小学校でも既にスタートしていましたが、もっとお父さん達の参加を増やしたいという話があり、財団で何かお手伝いできることがあれば協力しようということで、関係してきました。
 
 「サタデースクール」には、地域のお年寄り等はよく参加しているが、お父さん達の参加をもう一歩進めたいというニーズがあり、財団から声掛けをしたところ、校長先生も親の会の会長も「それじゃ一度、話を聞きたい」ということで、本年1月27日に学校にお伺いしました。
 校長先生は男性、親の会の会長は女性、それから「サタデースクール」に協力している人もほとんどが女性、しかも40歳前後のお母さん達ということを聞きましたので、板橋区の金沢小学校の例を引用して、「お父さんたちに『ぜひ助けに来て下さい』と校長先生とPTA会長の連名で声かけしたらいいですよ」という話をしました。
 又、本年2月14日に主としてサタデースクールが中心になって、餅つき大会を計画しているという話も聞いたので、「これは絶妙のタイミングですよ。餅つき大会が終わった後に直ちに皆さん慰労会をやって、『お父さんたち、来てーッ』と声掛けすればいいですよ」というサジェストもしてきました。
 2月14日は、天気も良かったんですかね。子ども達、お父さん達、お母さん達、地域の方も含めまして全員で319人が参加。特にお父さん達が大勢お手伝いに来てくれたようです。2次会にも8名のお父さんが参加したようです。
 1月27日に吉田さんからは「お父さんにとにかく役割を持ってもらうことが大事ですよ」とアドバイスしましたが、おそらくそのとおりやられたんだと思います。
 校長先生ご自身は竹細工が得意で、子ども達には「いつでもおいで」と校長室を開放されている先生です。「サタデースクール」でも、お父さん達には、いろいろな形で声掛けされていますが、お父さん達はPTA活動に引っ張り込まれるのがどうもいやらしくて、スポット参加で終わってしまうらしいですね。これがネックになってうまくいかないというような状況のなかで、われわれがお伺いしたいという次第です。
 先ほどお話しました、同じ地域の下柚木小学校とか松木小学校では「サタデースクール」に多数のお父さん達が参加して面白い活動をしているので、宮上小学校もぜひ同じようになることを期待しております。
 八王子市の特徴なんでしょうか、PTA組織の代わりに、親の会という組織があります。宮上小学校では「宮上会」という名称ですが、それと「サタデースクール」があり、その両方がお母さん達中心に運営されてきたのが現状のようです。第2弾で何をやられるのか楽しみにしています。
 
 
 
 
 
 武蔵野市のある講演会で、この学校の校長先生が「私どもの学校は地域の力に支えられています」「お花をいっぱい植えていただいています」「料理の仕方を教えていただいています」というお話を1時間半ほどされました。
 ところが、助けてもらうのは皆お母さん達だけだったので、お話が終わってから校長先生にお声かけしたところ「それじゃぜひ一度学校へ来てください、PTA会長も呼んでおきます」ということで、本年1月早々に学校に伺いました。因みに校長先生もPTA会長も女性です。
 当日はもう1人、パトロールをやっているシルバーの男性の方もおられました。自分の孫の通学路で、最近事故がよく起きる。自分の可愛い孫を守ろうということで、3年ほど前から定年退職した男性が中心になって、地域の多くのお年寄りに協力を呼びかけた。
 その当時、多くの学校でそういうものはできたようです。池田小学校の殺害事件の後でしょうか。ところが、ほとんどの学校では、その後続かなかったようですが、なぜかこの学校は続いているそうです。
 なぜ続いているか、その方によると、やはり子ども達と対話をする楽しさらしいです。朝、「おはよう」と言い、帰りに「何を習ってきたの」と聞くと、「こんなこと」と応える。「でもこれ、よくわかんないんだ、先生に聞けなかったけど」と、子ども達に聞かれる。
 それを調べて子ども達に教えてやると、子ども達は楽しくなって、また聞いてくる。こんな対話をやっているので、お年寄りも大変元気になってくるという事情があり、そのことで有名な学校らしいです。
 その方は60過ぎた男性ですが、「40代前後のお父さん達は会社のことばかりで、とてもこんなことをやっている暇はないんじゃないか。仕事のできる人はそんなことはやらないで、仕事のできない人がそういうことをやっていると思う」というのがその方のお話でした。
 私からは「いや、それはいまの50代、特に団塊の世代以上の人達はそういう文化だったが、いまそうではなくて、個人も会社以外の世界をもう1つ持っていることによって、元気になるんで、そういう例はいまたくさんある。既存の価値観で、そういうことをやる人は仕事ができない人だという考え方はぜひ変えてもらいたい」という話をしましたら、「ああ、そうですか」とうなずいておられました。
 その後、校長先生に連絡したら、「今回の話はPTA会長も聞いてくれたし、そういう形で皆さんに問題を認識してもらったし、いろいろな資料をお渡ししてあるので、もう少し様子を見てみます」と話していました。ちょうど1カ月ぐらいになりますが、次にどんな動きが出てくるか楽しみです。
 
 
 浦安市は、ご存じのとおり人口15万ぐらいのまちで、昔からある漁師町を中心とする旧市街と埋め立て地を中心とする新興住宅地、これがミックスしているまちで、またご存じのとおり、ディズニーランドがあることでも有名です。
 この校区は海にいちばん近い埋め立て地で、校区内に多くの高層住宅があって、2、3年前からは一戸建ての分譲が始まっている地域です。
 ここの校長先生は、以前いた小学校で教頭をしていた時代に、そこの校長先生の指導で「平成の寺子屋事業」というプロジェクトを精力的に推進されていました。この学校に赴任後、昨年の10月あたりから保護者だけでなく、地域の方々にも総合的な学習の時間等々で学校に係わる場を提供しておられるし、また地域のいろいろな人材のリストもつくり、様々な企画をされている非常に先駆的な先生です。
 「おやじの会」の組織がなかったということで早速動き、まず、お父さん方にアンケートを取り、その結果に基づきPTAの力を借りて、学校から保護者にアプローチする形で「おやじの会」の会員の募集を行っています。
 名前も「日の出小おとうさんの会」に決まっております。もともと本件担当の弊財団地域推進委員である舘さん自身が、非常に地域活動に熱心で、いろいろなネットワークを持っておられる、そんなことも相まってスムーズにいっており、今後の展開が楽しみです。
 もともと、この学校には、以前よりPTAとは別に「日の出コミュニティ」という組織があり、現在、その人達がいわゆる地域の先生として、学期ごとに総合的な学習のなかで授業を展開されている。そういうなかでお父さん達の間でも「何かやろうか」という機運が高まってきたということのようです。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION