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牧野有希
 5月7日(水)にバスで横須賀新港に「あこがれ」を乗りに行きました。「あこがれ」を初めて見た時は思ったより小さかったけど早く乗りたいなと思いました。「あこがれ」ではおもしろかったこと、おどろいたこととよかったことがいっぱいありました。いろいろ説明してくれた人たちは、みんなやさしい大阪弁でおもしろかったし、なつかしかったです。(11月まで大阪にいたから。)
 ほをはる時は雨だったけど「ツーシックスヒーブ」のかけ声がそろってたし、いっしょうけんめいロープをひっぱってたのでよかったです。やべっちにいろんな部屋を見してもらいました。船の中にいろんな部屋があっておどろきました。お弁当の時間、自由時間もとてもおもしろかったです。
 帆船から学校がみえた時「小さ!」と思いました。いつもは学校から船を見ていたけど船から学校を見たのは、初めてでした。
 船から見た景色はとてもきれいでいいながめでした。クルーの人とかいつもいろんな景色見れていいなと思いました。
 帆船ではチームワークが大切なんだなと思いました。一日でいろんなことを教えてもらってよかったです。大へんだったし、困った時もあったけれど、いろんな人が助けてくれて、とっても楽しい一日でした。
 
操舵室の探検
 
工藤 茜
 5月7日に「あこがれ」という船に乗りました。「あこがれ」についているフィギュアヘッドはヤマトタケルのみことだったことがわかって走水小と関係あることがわかりました。わたしたちは「あこがれ」の体験学習をやりました。ロープを引いて帆を広げる時はとても力がいり、手がいたくなりました。そしてロープワークの時にはいろいろなロープの結び方をおそわってとても勉強になりました。私は楽しく勉強ができてよかったです。
 
デッキで(疑似)操舵体験
 
バウデッキの探検
 
安西麻紀子
 一日前に学校に来てもらい話を聞きました。話を聞いていると、あこがれは、すごく大きいと思いました。乗ってみるとよそうちがいで少し小さいと思いました。“あこがれ”を乗る人はニックネームでよんでいました。私がおぼえているニックネームはスギさん・イチローさん・しげっちさん・やべっちさん・コウメイさん・ゴウさん・テツさん・じんさん・あきさん・さんさん・まきおさんの11人しかおぼえていません。自分のニックネームがのってない人すいませんでした!
 ビックリしたのは、へやがたくさんありしかも広くどこへいったらいいかわからなくなりました。私が一番きにいった部屋は、二段ベットのある部屋でした。電気もつくし、おちつくし、気持ちいいから私はねたいなあと思いました。
 帆をひろげるときが一番楽しみでした。だけどやってみるとへんなことをいいおわったあとにみんなでひっぱってとてもたいへんでした。わたしは、すごくつかれました。船の事はぜんぜんしらなかったのに、いろいろおしえてもらいたくさんわかりました。とても勉強になりました。つなひきとひものむすびかたもいろいろわかって楽しかったです。つな引きは、とてもびっくりしました。ひものむすびかたをおしえてもらい家にかえったらおしえてあげました。お父さんとお母さんはたくさんしつもんしてきました。
 あこがれにのって勉強になったし、船の事もいろいろわかってよかったでーす! 本当にあこがれに乗せてくれてありがとうございます。また乗りたいです!!
 
デッキで昼食
 
野澤伊万里
 5月7日。横須賀新港に船が来た。大阪の帆船「あこがれ」。港で前の船がゆれるのを見ていた。頭がいたい。気分わるい・・・。それだけでつかれるのに、乗るなんて・・・反吐がでる・・・。最初はそう思っていた。船の中に足をふみ入れる。すると、クルーの人たちが明るくあいさつをしてきた。なんだか、気分が悪いのもふっとんで、うれしかった。その船の中では、みんなが19才(大人は20才)に、なるのだという。そのため「小学生だからぁー」は通じないのだ。みんなで船を動かす。
 ニックネームでよびあうクルーたちの中で、私は「イマジィ」だった。なんかへん。最初は帆をはった。帆はロープをひっぱってはるんだけど、なんだかよくわかんない言葉を言いあってはっていく。わかんないけど言われるがままにやったら、帆は力強く開いた。なんとも気もちよかった。まるでおとぎ話の海賊・・・とかってな考えの私の耳には「お昼」の言葉。やったと思っておりていくとおべんとうはゆれていた・・・。
 とにかく食べた。食べるが勝ち。と、食べたとたんに元気モリモリ。さわぎまくって「うるさい」と注意された。でもすごく楽しくて、笑顔がたえなかった。
 帆をはった事、ロープのむすび方を教わった事、かっしゃのつな引きをした事、クルーの人達との楽しいお話・・・新しい友達、新しい体験、新しい感動。
 この一日で、こんなにも学んだ。
 この一日が、こんなにも楽しかった。
 帆船「あこがれ」、クルーの人たち、こんなにもたくさんの体験をありがとう。







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