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平成十四年度（第十七回）吟剣詩舞大賞受賞者
吟剣詩舞功労賞
榊原静芳 （埼玉） 大正十五年四月十三日生
詩舞静山流教授、財団法人日本吟剣詩舞振興会理事、同東日本地区連絡協議会副幹事長、財団公認・埼玉県吟剣詩舞道総連盟常任顧問
小幡神叡 （愛知） 昭和四年三月二十九日生
神叡流吟剣詩舞道宗家、財団法人日本吟剣詩舞振興会理事、同中部地区連絡協議会書記長、財団公認・愛知県吟剣詩舞道総連盟顧問
金井心彰 （群馬） 大正十四年九月二十五日生
心彰流愛吟詩道会宗家会長、財団法人日本吟剣詩舞振興会理事、同東日本地区連絡協議会副幹事長、財団公認・群馬県吟剣詩舞道総連盟理事長
坂本岳雄 （宮崎） 大正十五年五月二十四日生
財団法人日本詩吟学院岳風会認可宮崎岳星会会長、財団法人日本吟剣詩舞振興会理事、同九州地区連絡協議会書記長、財団公認・宮崎県吟剣詩舞道総連盟会長
黒木厚城 （滋賀） 大正十四年九月二十七日生
日本樽美流吟詠会京都地区吟詠会会長、財団法人日本吟剣詩舞振興会監事、同近畿地区連絡協議会副議長、財団公認・滋賀県吟剣詩舞道総連盟理事長
小林北鵬氏ら少壮吟士男子の皆さんの吟詠と、杉浦容楓氏らとその社中の皆さんの詩舞で「金剛石」（昭憲皇太后御歌） |
「無題」（佐久間象山作）を吟じる山岡翆山、田畑水姫、菅岳椿、北村嶂泉四氏と、これを舞う多田正稔氏とその社中の皆さん |
「逸題」（橋本左内作）を合吟する小倉契秀氏ら全国朗吟文化協会の皆さんと、これを舞う鈴木凱山氏とその社中の皆さん |
フィナーレで合吟コンクール出場者代表、各県総連代表、財団役員、少壮吟士らが勢ぞろいし、「吟剣詩舞道讃歌」（笹川良一作）を大合吟 |
そして訪れた愛吟家、剣詩舞愛好家が注目する、全国吟剣詩舞道大会企画構成番組「明治維新に学ぶ――明治天皇ご生誕百五十年に寄せて――」が披露されました。財団創立三十五周年記念として企画されたこの番組は、混迷する時代の中で、明治維新を見直すことは現状を正しく認識し、将来への指針を定める上で意義深いこととして企画されたものです。寄しくも、明治天皇ご生誕百五十年という記念の年と重なったことは、まことにおめでたく、財団がさらなる飛躍へ向けて羽ばたく年にふさわしい企画となりました。
舞台は笹川鎮江会長のビデオ出演による「明治天皇ご誕生」からはじまり、河田神泉会長職務代行・副会長による「和歌 天照らす」や鈴木吟亮専務理事の「和歌 敷島の」など、役員の方々、少壮吟士や当代一流の剣詩舞家の皆さんが、さすがと思わせる吟剣詩舞を披露して下さり、会場はいつまでも感動に包まれていました。
財団創立三十五周年記念、全国吟剣詩舞道大会も成功のうちに幕を下ろしましたが、これをひとつの節目として、吟剣詩舞振興のために、財団のさらなる活動が始まることでしょう。
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