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[所在地域]
造船所名 船台 長(m)×幅(m)
船台能力(G/T)
対象船舶
(DWT)
Tel:
Fax:
 
[Padang]
PT.DOK & PERKAPALAN KODJA BAHARI
(PERSERO)
S 40.00×-
200t
- T: 751 33551
F: -
D 40.00×-
250t
-
B
40.00×-
300t
-
 
[Palembang]
P.T. INTAN SENGKUNYIT S 200.00×96.75
6,000t
- T: 711 312017
F: 711 312017
S 150.00×72.00
3,000t
-
  135.00×48.00
1,000t
-
PT.DOK & PERKAPALAN
KODJA BAHARI
(PERSERO)
S 400t - T: 711 21205
F: 711 313928
S 400t -
S 100t -
S 100t -
S 90t -
 
[Semarang]
PT.DOK & PERKAPALAN KODJA BAHARI
(PERSERO)
D 38.75×8.00
300t
- T: 23276
F: -
B
90.00×15.00
1,000t
-
S 50.00×12.00
400t
-
PT.JASA MARINA INDAH D 110.00×20.00
8,000t
- T: 211 515399
F: 211 547162
B
97.50×84.50
3,000t
-
 
[Surabaya]
PT.DOK & PERKAPALAN KODJA BAHARI
(PERSERO)
D 220.00×28.00
20,000t
- T: 31 3291286
F: 31 3291659
D 84.00×15.00
1,000t
-
D 84.00×15.00
1,000t
-
F 128.00×26.50
5,000t
-
F 106.00×22.50
1,500t
-
L 79.00×14.00
2,000t
-
PT.DOK & PERKAPALAN SURABAYA F 6,000t - T: 31 291286
F: 31 291172
F 2,000t -
F 2,500t -
F 2,500t -
PT. (PERSERO)
PENGERUKAN INDONESIA
D
44.00×40.00 40.00×12.00 T: 31 3291637
F: 31 3293959
D
44.00×14.50 40.00×12.00
D
44.00×14.50 40.00×12.00
PT. DUMAS(TANJUNG PERAK SHIPYARD)   125.00×20.00 8,000t T: 31 291301
F: -
PT. DUMAS(TANJUNG PERAK SHIPYARD) F
建, 修
42.00×19.00 - T: 31 29120213
F: 31 293873
注)D: ドライドック、S: 傾斜船台、F: 浮きドック、B: 建造バース、L: メカニカルリフト
 使用目的:建:新造船 修:修繕船
(出典)Lloyd's Register Maritime Guide 2001-2002
 
表3-(1)船舶建造実績
  ロイド統計資料 2002年
(100G/T以上の鋼船)
建造年 隻数 G/T
1998 - -
1999 - -
2000 - -
2001 - -
2002 - -
注)Lloyd's World Shipbuilding Statistics 2002(Table 11)に記載はない。
 
表3-(2)
インドネシアに於ける船舶受注実績
(100G/T以上の鋼船)
2002年 2003年 2004年
隻数 G/T 隻数 G/T 隻数 G/T
25 72,288 24 43,688 1 28,600
出典)ロイド統計 World Shipbuilding Statistics 2002
 
 インドネシア造船業の現状について、JETROシンガポール船舶部の報告を引用する。
(1)造船業界の発展経緯および生産能力
 インドネシアの造船産業は1960年にインドネシア政府により国有化された国営企業が大きな役割を担っている。オランダ植民地時代にそれらの会社は修繕ヤードであったが、国有化された後、ヤードは復旧、近代化され、新造船を建設する能力を持つ造船所となった。国営造船所の数は民間の造船所と比べて非常に少ないが、設備の規模と能力は大きい。国営造船所数は全体の1.5%にすぎないが、年間生産量は全体の60〜70%を構成していると推定される。
 インドネシアの二大造船所は国営造船所で、その1社であるPT.PALはジャワ島東部のスラバヤに造船所を保有し、60,000DWTの新造船建造能力と40,000DWTの修繕ドックを持っている。もう1社のPT.DKBはジャカルタTanjong Priokの本社を中心に、造船所をジャカルタを始め、国内各地、チレボン、セマラン、パダン、サバン、ベラワン、バンジャルマシン、バンカに有し、30,000DWTの新造船建造能力を始めとし、30,000DWTの修繕ドックも持っている。
 第1次5ヶ年開発計画が1969年に始まるまで、インドネシアの造船所における最大船型は2,000DWTであったが、大半が300DWTまでの沿岸貨物船、タグボート、艀など小型船を建造していたにすぎない。船舶修繕では既存のドック能力に応じて2万トンまでの船舶の修繕が行われていた。しかし、1969年以降2000年に至るまで、インドネシア経済の成長とともにインドネシア造船産業は様々なタイプとサイズの船舶を建造する注文を受けるようになった。
 インドネシア政府は、1983年に前述のチャラカジャヤ国内船近代化計画を導入し、国内輸送用の、3,000DWTから4,000DWTの貨物船56隻を建造することとなっていた。さらに1990年代には、国際貿易用の大型船舶(1万〜4万DWT)を建造するプロジェクトを開始した。また、国営石油会社プルタミナ向けの長期タイムチャータープログラムなどの造船計画があった。しかし、これらの計画は、財政的な理由で当初計画された通りには進まず、チャラカジャヤ国内船近代化計画では、1997年の経済危機勃発時点で、まだ15隻が建造されずに、機器・資材が放置されていた。
 インドネシアでは今までに、造船業に関する生産統計等が発表されていないため市場規模などは不明である。参考までに、2000年11月にマレーシアのランカウイ島で行われた、造船専門家会議(APSEM25)に提出された資料から抜粋する。
1)造船所の数:240社、うち15社は大手・中堅企業
2)投資額:2兆4383億ルピア
3)従業員数:32,000人
4)生産能力:
新造船:年間18万GRT
修繕:年間360万GRT
5)設備:
新造船用のバース建設:153ユニット(最大の設備は5万DWTまで可能)
浮ドック、造船台、乾ドック、船舶昇降機(Shiplift):208ユニット(最大の設備は6万5,000DWTまで可能)
6)実績:
 1969年(第一次5ヵ年計画)から、インドネシアでは様々なタイプの船舶を建造してきた。
・客船およびトレーラー、ローローフェリー: 18,900GRT
・オイルタンカー: 17,500GRT
・ケミカルタンカー: 16,000GRT
・LPG輸送船: 5,600CuM
・乗客船: 500人/90m
・スズ浚渫船: 12,000トン
・一般貨物船: 3,650DWT
・セミコンテナ船: 4,200DWT
・コンテナキャリア: 600TEU&1600TEU
・バルクキャリア: 42,000DWT
・タグボート: 4,500HP
・漁船(ロングライナー): 5,000GRT
・高速パトロール船: 57M/6000HP/30Knots
・浮ドック: 2500TLC
・ドック修繕: 65,000DWT
・浮修繕: 150,000DWT







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