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3)地域活動のPR方法
 まずはチラシを作成し町内の回覧板でお知らせしています。チラシには、活動の内容のほかに申し込みの方法を示しています。電話、FAXの他、Eメールで保育園に申し込みをし、実施日前日の夕方まで申し込みを受付しています。同じチラシを在園児の各家庭に配布し、近所や知り合いのお友達にも声をかけてくださるようにお願いしています。又一時保育児にも配布します。利用者の中にも、地域交流に兄弟やお友達と一緒に参加しています。
 また、ポスターを作成し、近所のスーパーや公民館等の公共施設、園の嘱託医院等に掲示をお願いしています。保育園の門にも掲示板がありますので、ポスターを掲示し、いろんな方の目に触れるようにしています。
 更に、活動日には次回の地域活動の催しのお知らせを全員に配布します。そして、はがきや手紙で案内しますと手紙をもらったことで、参加者もまた次も参加したいと思ってくださるようです。保育園も活動内容を検討するため、アンケートヘの協力を得ています。
 以前までは、回覧板や手紙で地域活動を知った方がほとんどでしたが、現在では従来のことのほか在園児やリピーターからの紹介で知ったという方が増えてきています。やはり口コミでのPRが大切だと常に思っていましたが、これだけ情報化している世の中になっても人の心の本質を改めて感じた一面でもあります。
 
4)キンダー南館保育園の活動のまとめ
 子どもの育ちは家庭が基盤であるとはいえ、より多くの支援により、より良い子育てができ、また、子どもにとっても、より健全に成長できるものと思います。このところ、0・1・2歳児の参加が多くなりました。おやつを一緒に食べる、一緒に遊ぶ事で親もいろいろのことを話せる、聞いてもらえる。また、子ども自身もとても楽しそうに過ごしていきます。当保育園は早い時期から、地域の生の声に耳を傾けて、必要なニーズに応えていると思いますが、これからも社会の状況を見極めながら、地域支援の開拓者となり実践して、全職員がいつでも、地域で子育てしている多くの方々への良き相談相手となり、“支え”られる人格であるよう、常にプロの意識を高め、地域から必要とされる保育園であるよう努力していかなければならないと思っています。
 又、保育園が地域子育ての中心的役割を担いながらも、時代の変化と共に様々な視点から地域子育て支援を考え、援助していきたいと思います。
 
2歳児クラスで一緒におやつ
保育園の手作りホットケーキおいしいね
 
歯科医師による講座「映像を通して」
 







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