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――資料:誤飲事故――
家庭用品等に係る小児の誤飲事故に関する報告〈抜粋〉
――平成13年度家庭用品に係る健康被害病院モニター報告から――
▽本報告書は、厚生労働省が公表したもので、「皮膚障害」、「誤飲」、「吸入」事故に関するものである。この家庭用品に係る健康被害病院モニター報告制度は昭和五四年五月から実施されている。
 毎年新たな家庭用品が登場する中、当初は想定できなかった事故が生じる可能性が存在している。ここでは、家庭での誤飲事故について、報告の中から抜粋して掲載する。
 
家庭用品等に係る小児の誤飲事故に関する報告
(平成15年2月13日 厚生労働省医薬局審査管理課 化学物質安全対策室)
(1)原因家庭用品等種別の動向
 小児の誤飲事故の原因製品としては、「タバコ」が401件(45・3%)で最も多かった。次いで「医薬品・医薬部外品」が122件(13・8%)、「玩具」が57件(6.4%)、「金属製品」が48件(5.4%)、「プラスチック製品」が46件(5.2%)、「洗剤・洗浄剤」が31件(3.5%)、「化粧品」が26件(2.9%)、「硬貨」が24件(2.7%)、「電池」が18件(2.0%)、「食品類」が16件(1.8%)であった。
 報告件数上位10品目までの原因製品については、順位に若干の変動はあるものの、3年連続で同一品目により占められていた。また、上位2品目については、小児科のモニター報告が始まって以来変化がなく、本年も同様であった。
 
(2)各報告項目の動向
 障害の種類については、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等の「消化器症状」が認められたものが86件(9.7%)と最も多かった。次いで咳、喘鳴等の「呼吸器症状」が認められたものが51件(5.8%)となっていた。全体として症状の発現が見られたものは164件(18・5%)であったが、これらには複数の症状を認めた例も含んでいた。本年度は幸い命が失われるといった重篤な事例はなかったが、「入院」、「転科」及び「転院」となったものが34件あった。それ以外はほとんどが「帰宅」となっていた。
 誤飲事故発生時刻については、例年同様夕刻以降に発生件数が増加するという傾向が見られ、午後4時〜10時の時間帯の合計は488件(57・2%:発生時刻不明を除く報告件数に対する%)であった。
 誤飲事故発生曜日については、曜日間による差は特に見られなかった。
 
(3)原因製品別考察
1)タバコ
 平成13年度におけるタバコの誤飲に関する報告件数は401件(45・3%)であった。前年度385件(48・8%)と同様、依然全報告例の約半数を占めていた。
 その内訳を誤飲した種別で見ると、タバコ247件、タバコの吸い殻147件、タバコの溶液7件、となっていた。
 タバコを誤飲した年齢について見ると、例年と同様、ハイハイやつかまり立ちをはじめる6〜11か月の乳児に報告例が集中しており、264件(65・8%)にのぼった。これに12〜17か月の幼児(101件)と合わせると91・0%を占めた。乳幼児は1歳前後には独力で室内を移動できるようになり、1歳6か月以降には動きも早くなって、両手で容器を持ち飲水できるようにもなる。タバコの誤飲事故の大半は、この1歳前後の乳幼児に集中してみられ、この時期を過ぎればタバコの誤飲例は急激に減少する。期間にしてわずか1年に過ぎないこの期間に注意を払うことにより、タバコの誤飲事故は大幅に減らすことができるはずである。子供の保護者は、この年齢の時期には特別に、タバコ、灰皿を子供の手の届く床の上やテーブルの上等に放置しないこと、飲料の空き缶等を灰皿代わりに使用しないこと等、その取扱いや置き場所に細心の注意を払うことが必要である。特に、タバコの水溶液の場合はニコチンが吸収され易い状態にあるので、タバコ水溶液の誤飲の原因となりかねないジュースの空き缶を灰皿代わりにするなどの行為は避けるべきである。
 タバコの誤飲による健康被害を症状別に見ると、症状を訴えた55件中、消化器症状の訴えがあった例が33件と最も多かった。9割以上が受診後帰宅している。幸いなことに大事には至らなかったが、本年は入院、転院の事例が各1件報告されている。
 来院前に応急処置を行った事例は203件あった。行った処置としては何も飲ませずに「吐かせた」及び「吐かせようとした」事例が、あわせて110件と最も多かった。応急処置として、何らかの飲料を飲ませた例は31件あった。タバコの誤飲により問題となるのは、タバコに含まれるニコチン等を吸収してしまうことである。タバコを吐かせるのはニコチン等の吸収量を減らすことができるので有効な処置であるが、この際飲料を飲ませると逆にニコチンが吸収され易くなってしまう可能性がある。吐かせようとして飲料を飲ませても吐かなかった例もかなり見られており、タバコを誤飲した場合には飲料は飲ませず直ちに受診することが望ましい。
◎事例1【原因製品:タバコ】
患者 1歳8か月 男児
症状 なし
誤飲時の状況 カバンの中に入っていたタバコを取り出し、飲み込んでしまった。
来院前の処置 なし
受診までの時間 30分未満
処置及び経過 胃洗浄(タバコの葉少量) のち帰宅
◎事例2【原因製品:タバコの吸い殻】
患者 9か月 男児
症状 悪心・嘔吐、ふらつき
誤飲時の状況 灰皿の中にあったタバコの吸い殻を口の中に入れた。
来院前の処置 指を入れ吐かせようとしたが、吐かなかった。
受診までの時間 1時間〜1時間30分未満
処置及び経過 胃洗浄、点滴 のち帰宅
◎事例3【原因製品:タバコの溶液】
患者 4歳 女児
症状 なし
誤飲時の状況 灰皿代わりにした缶ジュースの中身を飲んでしまった。
来院前の処置 なし
受診までの時間 2時間〜3時間未満
処置及び経過 なし のち帰宅
1)医薬品・医薬部外品
 平成13年度における医薬品・医薬部外品に関する誤飲の報告件数は122件(13・8%)であった。前年度は108件(13・7%)であり、件数はやや増加した(表4)。症状の認められた21件中、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等の消化器症状が認められた例が9件と最も多く、次いで傾眠などの神経症状が認められた例が7件あった。入院を必要とした事例も13件あった。入院例の多くの場合は保護者が注意をそらせている間に薬品を大量服用してしまっている例であった。
 誤飲事故を起こした年齢について見ると、タバコとは異なり、例年と同様各年齢層にわたっているものの、特に1〜2歳児にかけて多く見られていた(82件、67・2%)。このころには、自らフタや包装をあけて薬を取り出せるようになり、また家人が口にしたのをまねて飲んだりもするため、誤飲が多くなっているものと思われた。また、誤飲の発生した時刻は、昼や夕刻の食事前後と思われる時間帯に高い傾向があった。本人や家人が使用した薬が放置されていたものを飲んだり、家人が口にしたものをまねて飲むこと等が考えられ、使用後の薬の保管には注意が必要である。
 原因となった医薬品・医薬部外品の内訳を見ると、中枢神経系の薬が32件で最も多いなど、一般の家庭に常備されている医薬品・医薬部外品だけではなく、保護者用の処方薬による事故も多く発生していた。
 医薬品・医薬部外品の誤飲事故の大半は、薬がテーブルの上に放置されていた等、医薬品の保管を適切に行っていなかった時や、薬を飲ませた直後等のように保護者が目を離した隙、等に発生している。また、シロップ等、子供が飲みやすいように味付けしてあるもの等は、子供がおいしいものとして認識し、冷蔵庫に入れておいても目につけば自ら取り出して飲んでしまうこともある。小児の医薬品の誤飲は、大量に誤飲したり、効力の強い薬を誤飲した場合には、時に重篤な障害をもたらす恐れがある。家庭内での医薬品類の保管・管理には十分な注意が必要である。
◎事例1【原因製品:錠剤】
患者 1歳6か月 女児
症状 意識障害、立位不可
誤飲時の状況 母が気が付くと、児がフラフラしていた。父の精神安定剤が少なくなっていた。
来院前の処置 なし
受診までの時間 2時間〜3時間未満
処置及び経過 X線検査(異常なし)、血液検査、胃洗浄 入院
◎事例2【原因製品:シロップ液】
患者 2歳3か月 男児
症状 不機嫌
誤飲時の状況
 耳鼻科で処方されたシロップ薬(5回分)を一度に飲んでしまった。薬の入った容器を棚の上に置いていたが、踏み台を利用して自分で取って飲んでしまったとのこと。
来院前の処置 不明
受診までの時間 30分〜1時間未満
処置及び経過 血液検査、胃洗浄(活性炭注入)、点滴 入院(2日)
3)電池
 平成13年度の電池の誤飲に関する報告件数は18件(2.0%)であった。前年度14件(1.8%)と比較して件数、割合とも横ばいであり、単独製品による事故数としては依然軽視できない数である。
 誤飲事故を起こした年齢について見ると、本年も12〜17か月の幼児に若干多い傾向はあったが、6か月から15歳にわたって見受けられ、依然幅広い時期に発生している。
 誤飲した電池の大半は、ボタン電池であった(11件)が、単4サイズの小さい乾電池を誤飲した事例の報告もあった。電卓やキッチンタイマー等ボタン電池を使用した製品が多数出回っているが、電池の誤飲事故は幼児がこれらの製品で遊んでいるうちに電池の出し入れ口のフタが何らかの理由で開き、中の電池が取り出されてしまったために起こっている場合が多い。また、交換した後に放置されたボタン電池を誤飲した事例もあった。製造業者は、これらの製品について幼児が容易に電池を取り外すことができないような設計を施すなどの配慮が必要であろう。また保護者は、電池の出し入れ口のフタが壊れていないか確認するとともに、電池を子供の手の届くところに置かないことが必要である。特に放電しきっていないボタン電池は、体内で消化管等に張り付き、せん孔の可能性があるので、子供の目につかない場所や手の届かない場所に保管するなどの配慮が必要である。
◎事例1【原因製品:ボタン電池】
患者 11か月 男児
症状 なし
誤飲時の状況
 おもちゃの腕時計を一人でいじっていた。裏フタが開いていてボタン電池がなくなったのに母が気付いた。
来院前の処置 なし
受診までの時間 2時間〜3時間未満
処置及び経過 X線検査で胃内に異物確認、摘出術 のち帰宅
4)食品
 本年度は誤飲したピーナッツが気管に侵入したとみられる、咳、喘鳴、呼吸困難等の症状を呈した事例があった。他にもあめを飲み込んで気道が一時ふさがれたと思われる事例が見られた。ピーナッツやあめ等は、気道に入りやすい大きさ、形状及び硬さを有しているので、特に2歳未満の乳幼児においては、誤飲事故の原因となりやすい。しかもこのような食品は、気道に入ってしまうと摘出が困難であり、乳幼児にそのまま食べさせること自体禁忌である。これらによる死亡事故の報告もあり、保護者自身が十分に注意する必要がある。
 酒類については3件の報告があった。放置されたものの誤飲や保護者が誤って飲ませてしまった例などであった。全般的にいえることであるが、誤飲の危険のあるものを放置しないようにすることが重要である。また、酒類の保管方法や子供に飲料を与える前には内容を確認する等の注意も必要である。
 なお、未だ本報告の調査では報告例はないが、過去にこんにゃくゼリーの誤飲による死亡事故が発生している。カナダや米国において一部製品が回収や警告の措置をうけたとの報告もある。当該事故後に硬さや形状の工夫等の対策はとられているが、こんにゃくのようなものは、かみ切りにくく、いったん気道へ詰まってしまうと、重篤な呼吸器障害につながる恐れがある。食品の誤飲で重篤な症状に至るもののほとんどは気道に詰まって窒息を起こすものである。食品を乳幼児等に与える際には、保護者はこのような点にも十分に注意を払う必要がある。
◎事例1【原因製品:ピーナッツ】
患者 1歳4か月 男児
症状 咳、喘鳴、呼吸困難
誤飲時の状況
 ピーナッツを食べてむせて苦しがり、顔色不良となった。その後咳が止まらなかった。
来院前の処置 なし
受診までの時間 30分〜1時間未満
処置及び経過 X線検査(左肺気腫状) 転院
◎事例2【原因製品:あめ】
患者 4歳9か月 男児
症状 咳
誤飲時の状況 あめをなめていて飲み込んでしまった。咳き込み、暗泣、歐気あり。
来院前の処置 なし
受診までの時間 1時間〜1時間30分未満
処置及び経過 なし のち帰宅
 また、食品ではないが、食品の付属物や関連器具による誤飲例も下記のように見られている。本年度は、誤飲したお菓子の袋により気道がふさがれ、摘出術、入院が必要となった事例があった。幸いそれ以上重篤な症状には至らなかったが、同様な誤飲は昨年度も報告されており、誤飲の可能性のあるものとして注意が必要である。
◎事例1【原因製品:プラスチックフォーク】
患者 1歳8か月 女児
症状 なし
誤飲時の状況
 果物を食べていて、プラスチックフォークの先が割れた。飲み込んでしまったかも知れない。
来院前の処置 なし
受診までの時間 2時間〜3時間未満
処置及び経過 X線検査(異常なし) のち帰宅
◎事例2【原因製品:ビニール袋】
患者 10か月 女児
症状 喘鳴、チアノーゼ、意識消失
誤飲時の状況
 咳嗽、喘鳴が見られたため、指を口腔内に入れたが、異物を認めなかった。(親が目を離した隙にせんべいのビニール袋を飲み込んでいた。)
来院前の処置 指を口に入れた。
受診までの時間 30分未満
処置及び経過 X線検査(肺炎)、血液ガス測定、気管内挿管及び摘出術 入院
◎事例3【原因製品:乾燥剤(シリカゲル)】
患者 11か月 女児
症状 なし
誤飲時の状況
 台所の棚の扉を開けて、お菓子の袋の中のシリカゲルを口に入れていた。機嫌はよい。
来院前の処置 なし
受診までの時間 30分未満
処置及び経過 なし のち帰宅
5)その他
 代表的な事例だけではなく、家庭内・外にあるもののほとんどが子供の誤飲の対象物となる可能性があり、子供のいる家庭においては保護者の配慮が必要である。1歳前であっても指でものをつまめるようになれば、以下に紹介する事例のように様々な小さなものを無分別に口に入れてしまう。本年度は、観葉植物の葉を誤飲した事例も報告されているように、床など子供の手の届くところにものを置かないよう注意が必要である。
 また、灯油を誤飲し吐かせた事例が報告されたが、灯油等は、吐き戻した際に肺に侵入し、場合によっては化学性肺炎を引き起して重篤な症状となる恐れがあるので吐かせず医師の診断を受けた方がよい。
 固形物の誤飲の場合は、誤飲したものが体内のどこにどんな状態で存在するかは一見したところではわからないので、専門医を受診し、経過を観察するか、必要に応じて摘出するかなど適切な判断を受けることが望ましい。誤飲製品が胃内まで到達すれば、いずれ排泄されると考えられることから問題はないとする向きもあるが、硬貨が胃内から長時間排泄されなかったり、小型磁石や先に別途例示されたボタン電池等の場合に腸壁に張り付きせん孔してしまったりして、後日腹痛や障害を発生させる可能性もあるので、排泄の確認はするようにしたい。
 本年も防虫剤の誤飲事例があったが、衣類用の防虫剤は見かけ上はみなよく似ているが、よく使用されている成分には数種類あるので、医療機関等に相談する場合は何を誤飲したかを正確に伝えた方がよい。またこれらの防虫剤を誤飲した場合は、吸収を促進することになるので応急処置として牛乳を飲ませてはいけない。
◎事例
1【原因製品:縫い針】
患者 1歳9か月 男児
症状 なし
誤飲時の状況 縫い針で遊んでいて飲んでしまった。
来院前の処置 なし
受診までの時間 30分未満
処置及び経過 X線検査(食道内にあり) 転院
◎事例2【原因製品:硬貨】
患者 4歳11か月 男児
症状 咽頭痛
誤飲時の状況 落ちていた100円玉を食べたと言って、咽頭痛を訴えた。
来院前の処置 なし
受診までの時間 1時間〜1時間30分未満
処置及び経過 X線検査(咽頭にあり)、摘出術 のち帰宅
誤飲時の状況
 突然苦しそうに咳をしたので、口を開けさせたところ白くて細長いものが見えた。指を入れて取ろうとしたが飲み込んでしまった。
来院前の処置 指で取ろうとした。
受診までの時間 30分〜1時間未満
処置及び経過 なし のち帰宅
◎事例11【原因製品:灯油】
患者 1歳6か月 男児
症状 なし
誤飲時の状況 親が目を離した隙に、置いてあった灯油ホースを使って灯油を飲んだ。
来院前の処置 吐かせようとした。
受診までの時間 30分〜1時間未満
処置及び経過 X線検査(肺炎像(±))、血液検査 入院(1日)
◎事例12【原因製品:観葉植物】
患者 11か月 女児
症状 なし
誤飲時の状況 ベランダにあった日々草の葉をかじった様子であった。
来院前の処置 なし
受診までの時間 1時間30分〜2時間未満
処置及び経過 なし のち帰宅
(4)全体について
 小児による誤飲事故は相変わらずタバコによるものが多い、タバコの誤飲事故は生後6か月から1年間に発生時期が集中しており、この1年間にタバコの管理に特段の注意を払うだけでも相当の被害の軽減がはかれるはずである。一方、医薬品の誤飲事故はむしろこれよりも高い年代での誤飲が多い。それ自体が薬理作用を有し、子供が誤飲すれば症状が発現する可能性が高いものなのでその管理には特別の注意を払う必要がある。食品であってもそのものが気道を詰まらせ、重篤な事故になるものもあるので、のどに入るような大きさ、形をした物品には注意を怠らないよう努めることが重要である。発生時間帯は夕刻以降の家族の団らんの時間帯に半数近くが集中しているという傾向が続いている。保護者が近くにいても、乳幼児はちょっとした隙に、身の回りのものを分別なく口に入れてしまう(本年度事故例中の約半数で保護者はそばにいた。)ので注意が必要である。
 一方、今年度は保育所や幼稚園等、多数の子供が生活している施設で起こった誤飲の報告事例は少数で、このことからも、誤飲は避けられない事故ではなく、誤飲をする可能性があるものを極力子供が手にする可能性のある場所に置かないことが最も有効な対策であることが伺い知れる。乳幼児のいる家庭では、乳幼児の手の届く範囲には極力、乳幼児の口に入るサイズのものは置かないようにしたい。特に、歩き始めた子供は行動範囲が広がることから注意を要する。口に入るサイズはおよそ直径3cmの円に入るものであるとされている。
 誤飲時の応急処置は、症状の軽減や重篤な症状の発現の防止に役立つので重要な行為であり、応急処置に関して正しい知識を持つことが重要である。
 なお、(財)日本中毒情報センターにより、小児の誤飲事故に関する注意点や応急処置などを記した、啓発パンフレットが作成され、全国の保健センター等に送付されている。







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